塾長ブログ

2017.10.26

誰得なの?

いま、一緒に働いているスタッフは現職だったときの卒業生です。
だから、2人の時には呼び方が「○○」(高校生の時の呼び方)、彼女は「組田先生」です。
昔の関係性はなかなか変わらないようです(苦笑)

学校から塾という業界に入ると、
それなりに驚くことが多くあります。

その1つが「営業」という発想です。

営業とは、
・生徒を集めていくこと
・やめないようにフォローしていくこと
といっても、過言ではありません。

「やめないようにフォロー」といっても、
中には「やめさせないようにする」に比重があまりにも偏っており、
それがフォロー?というのがあります。
その1つが、「生徒に非があるようにして、学習塾に保護者を依存させる」ことです。

私が見聞きしたのは次のこと。

・宿題(課題)を多く課して、やってこない生徒に対しては「この課題をやらないから成績が伸びない」という
・中学生に学習計画表をノートで作らせ、そのノートを書かない生徒には「書かないから成績が伸びない」という

両方の学習塾とも有名ですが、講師のレベルは低いですよ、間違いなく。ほとんどウーンというレベルの大学生ですから。

もちろん、
多くの課題に対応できる生徒
学習計画表を立てられる生徒
の成績はいいでしょうが、私が中学生だったら、どちらかでも完成させられる自信はありません(笑)

両方とも、天下の○○ですから、分母が大きいので、実績は出ています。
実績が出ているから、保護者は必死になります。
それが、生徒全体を分母で見ればごくわずかな「実績」だったとしても、
一定数の合格実績であったとしても、です。

○○は、課題を出さない生徒にオプション(追加授業)を与えます。
保護者はいちばん上のクラスに子どもを行かせるために必死ですし、
子どもはイヤイヤだけど、○○に通っている自分が好きなのかもしれません。

その結果、伸びる力を持っているのに、伸びきらない。

さて、こんな形で得をしたのはどこなんでしょうか?

「このオプションをとって勉強すれば上のクラスには入れますよ」といわれる保護者?
多くの課題を与えられ、それができなくても通い続ける生徒?
到達しがたい希望とオプションを保護者や生徒の目の前にぶらさげる有名学習塾の○○?

最終的に、いちばん傷つくのは誰なんでしょうね。
最終的に、いちばん得をするのはどこなんでしょうね。

私はこんなことをするくらいなら、学習塾をすぐにでも閉鎖します。

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