塾長ブログ

2018.12.10

2019年度について(既卒生・高校生)

2019年度について、ある程度の概要が決まりましたので、ご案内します。

2019年度から既卒生を始めます。

<既卒生>

α:難関私立・国立レベル志望
β:GMARCHレベル志望

受け持つ先生は次の通り。(週あたり時間)

  • 英語α(6) Teacher X(まだアナウンスできませんが、名前が出たら大騒ぎになります)
  • 英語β(6) 礒貝(若手語学講師として成長株)

(選択科目)

  • 古典α(2) 伊藤(元鉄緑会講師)
  • 古典β(2) 伊藤
  • 現代文α(1.5) 礒貝
  • 現代文β(1.5)礒貝
  • 日本史αβ(2) 佐京(学びエイド認定鉄人講師)
  • 数学ⅡB(2) 松尾(千葉大学飛び級日本第1号)
  • 数学Ⅲ(2) 松尾(同上)
  • ライティングαβ(1.5) Teacher X

大きな特徴は次の通りです。

  • 全ての授業をビデオ録画→受講生の翌日配信(復習がしやすい!)
  • 毎朝SHRあり。授業のない日も自習を行う(生活のリズムを守る)
  • 少人数授業(15-20名)
  • 優秀な講師陣(おそらく日本最高峰)
  • 自習室完備

<高校生>

SS:難関私立・国立レベル
S:GMARCHレベル
A:GMARCH目標レベル

(高校3年生)
なお、時間数は9月以降には変更の可能性があります。

  • 英語SS(火・2)持田哲郎
  • 英語S(木・2)持田哲郎
  • 英語A(火・2)未定(現在2名で調整中)
  • 現代文(月・2)礒貝
  • 日本史(土2)佐京
  • 数ⅡB(土2)松尾
  • 数Ⅲ(土2)松尾
  • 古典(金2)伊藤
  • ライティング(木1.5) Teacher X (17時より)

 

(高校2年生)

  • 英語SS(木・2) Teacher X
  • 英語S(水・2) Teacher X
  • 数学ⅡB(土・2)松尾(後期より)
  • 古典は高校3年生の講座を受講可

 

(高校1年生)

  • 英語SS~S(金・2) Teacher X

すでにTeacher Xと古典の授業はお申し込みをいただいております。お問い合わせなどは

info<@>s-academy.netか043-306-9241までお気軽にどうぞ!
<>はとって下さい。

2018.11.28

「民間英語試験」について

現在の高校1年生からGTECや英検、TOEICなどの『民間英語試験』を「4技能試験」として大学入試に採用する予定となっています。東大や慶應大学、名古屋大学のように「民間英語試験」を(実質的に)採用しないところもありますが、この旗振り役の上智大学はTEAPの採用は行うでしょうね(上智大学のアカデミック的な評価は低下するのかな)

この「民間英語試験」はともかく、不完全というか、準備が不十分というか、ともかく欠陥だらけといっていい。

この試験に反対する人は、「読む・書く・聞く・話す」という「4技能」に反対してるのではなく、現在の状況で「民間英語試験」を大学入試に採用することを反対してるのです。これに対して羽藤由美先生が次のように柴山文科大臣にtweetなさいました。

20181128084100

問題点が山積している民間英語試験を強行すれば、1点の違いで合否が分かれる大学入試の公平性を損なうことになる危険性が大いにあります。

これからの動きは注視したいところです。

2018.11.21

最後の一伸びのために、もう一度文法の復習を!

昨日、持田先生との話の中で、「センター140-150の生徒がもう一伸びするためには、ここで文法を復習することが必要なんですよね」とありました。確かに、昨年度の中3(現高校1年生)にもこの時期に、文法の復習をしたところ、思いの外、抜け落ちていたところがありました。たとえば、間接疑問。そして、不定詞の副詞的用法とか、形容詞的用法。関係代名詞はあまり問題がなかったけど、難関私立向けの学習は、公立高校志望組にとっても悪くなかったようでした。

高校3年生は今から何をするかは決まっているので、中3生を再検討しないと。

2018.11.09

動名詞の学習は復習のチャンス!

中学校2年生は動名詞の学習に入ります。
中学校2年生のこの時期からの学習と、大学入試を目指す高校2年生との学習には接点があるような気がします。というのも、中学校2年生のこの時期の英語の学びが、「なんとなく」であると、高校2年生の時期にその「つけ」が回ってくるからです。

「動名詞」から「to不定詞」の学習では、品詞の理解が大切になります。

名詞とは何? その役割は?
形容詞とは何? その役割は?
副詞とは何? その役割は?

ここを飛ばしてしまうと、高校に入ってから英語が苦手になります。
だから、中学校の時に理解する必要があります。

たとえば、
動名詞・to不定詞を「~すること」と覚え、
stop, enjoy, finish, give upなどの目的語には動名詞、
want, plan, refuseなどの目的語にはto不定詞と覚えるだけでは
不十分です。

だから、最初に動名詞の役割を理解するための練習が必要になります。

walk – walking

このような自動詞でも、

walk along the river – walking along the river

という練習に発展させます。

visit – visiting

他動詞をこのように練習するのではなく、

visit a friend – visiting a freind

visit a friend for dinner – visiting a friend for dinner

と、目的語もしっかりとつければ、
動名詞(to不定詞の名詞的用法)の学習を通じて、自動詞と他動詞との復習をすることができます。学習を後戻りさせることなく、復習ができるチャンスはそうそうありません。

その後に、この名詞句がSやOになることを学ぶことを通じて、語順の復習もできます。

急に英語学習が難しくなりますが、授業の進め方によっては挽回できる大きなチャンスにもなります。

 

2018.10.30

中学校試験と高校入試模試との差

中学校3年生の保護者面談終了。
高校入試というとても大切な選択が充実できるよう、
広い意味での情報提供などを行いました。

さて、今年で気になったことが、
学校の成績と模試の点数との乖離です。

模試で偏差値65前後なのに、
学校の成績は半分程度というケースがそれなりにあるのです。

私はここで、中学校の先生を批判しようとしているわけではありません。
(現行の成績の付け方には大いに問題があると思っています)

公立高校は次の合計で合否が決まります。

  • 調査書点 27-135(ほとんどの学校でこの数字です)
  • 学力検査 0-500
  • 独自検査 α(面接や自己表現など)

調査書点とは、通知表の点数の合計です。学力検査とは入試のことです。割合からみれば、圧倒的に学力検査(入試)が大きいのです。

学力検査の問題(2018年2月前期数学・千葉)をご覧下さい。

20181030103606

正解率は次の通りです。

  1. 97.7%
  2. 95.5%
  3. 72.4%
  4. 81.7%
  5. 85.9%
  6. 79.4%

どれも正解率は高いですが、これらは全て1問5点の点数です。つまり、ひとつ間違えたら、5教科全ての評定が1下がる=5教科オール4がオール3になり、2問間違えたら、オール2になることと同じです。(実際の通知表で、そんなことはほぼありません)

次に英語です。

リスニング問題で、次のスペリングを書かせます。( )の数字は正答率

  1. sing(50.4%)
  2. Sunday(70.9%)
  3. eight(31.4%)
  4. homework(84.1%)

これは1問3点。

そして文法語法問題。

20181030103647

正解率は次の通り。

  1. 78.3%
  2. 57.7%
  3. 41.5%
  4. 64.8%
  5. 28.4%

これも全て1問3点。国数英の3教科の評価が全て変わるのと同じです。

最後に英作文。

20181030104200

これは8点問題ですが、8点を取っているのは全体の9.4%です。1学年の教科は9教科ですから、全ての教科が+1になるほどの衝撃が、たった20語の英作文です。

試験問題は、出題者との対話です。

  • 本校に入るためなら、この問題のうち、この程度の点数は取って下さい

という問いかけです。

高校側からの問いかけと、中学校の先生からの問いかけ、
ここに差異があるときに、両者の点数が広がることもあるのかもしれません。

Sアカデミーは、
高校側からの問いかけ(高校入試)や、
大学側からの問いかけ(大学入試)に、
こだわっています。

どちらの方が合格に近づくかは、先ほどの割合をもう一度、ご覧下さい。

2018.10.25

センター試験で100点を突破するために必要なこと

昨日、教員時代から仲の良い先生から連絡がありました。
(千葉県内で偏差値60程度の学校です)

  • 河合塾偏差値37の英語の生徒(高校3年生)なんだけど、今から何をすればいい?

おそらく、こういう悩みは多いと思われます。

20181025102644
https://www.keinet.ne.jp/topics/17/20180202.pdf

このグラフは、センター試験の得点分布図です。センター試験は平均点が123点ですが、得点のいちばんの山は150~160点だということが分かります。そして160点を超えると、急に点数が下がる一方で、100点以下の生徒もかなりの人数のようです。

高校生が志望する傾向のある大学(GMARCH以上)を受験するためには、150点が必要でしょう。160点を超えるためには、「穴」のない英語力をつけなければならないから、160点には高い壁があるのでしょう。

その一方で、100点を取れない受験生も、皆さんが想像している以上にいます。定期テストで「それなり」の点数をとっている生徒も、100点に届いていないケースは多々あると思います。そのいちばんの理由は、中学校レベルの基礎ができていないからです。

中学校レベルの基礎はいくつかの段階に分かれますが、その基本は語順です。

語順と文型の考え方は近いですが、ちょっと異なります。

語順を意識して文法学習をすることが、100点突破には必要です。それがなければ、単語を勉強しても、難しい文法を勉強しても、あまり役に立たないと私には思われます。

2018.10.19

少人数の良さ

昨日は中学校3年生の数学を担当している講師と打ち合わせ。

高校入試まで残り3ヶ月なので、一人ひとりに対してどのような対応をしていくか、彼が必要な教材は何かあるかという2点です。特に、一人ひとりに対してどのような対応をしていくかに時間を使いました。千葉県の公立高校の試験は、国語→数学→英語の順番で午前中の試験があります。国語では大崩れはあまりないのですが、数学で失敗してしまうと、次の英語にも影響が出てしまいます。だから、数学の準備は英語以上にしっかりとさせたいところです。

私たちのスタイルは、「生徒一人ひとりのの弱いところをサポートする」だけではありません。「Aさんは、負けず嫌いなので課題を多くだそう」「Bさんは、Cさんと仲がいいので、ふたりあわせて指導をし、相互フォローができるようにしよう」「Dさんは、○○という性格だから、こんな「ことば」(これは企業秘密;笑)をかけていこう」などと、個人にあった対応を行います。性格的に、試験という舞台に強い生徒もいれば、少し引いてしまう生徒もいます。強い生徒は乗せて、引いてしまう生徒は勇気づける。こんな指導ができることが、少人数のいいところなんですよね。学校の先生ならご理解いただけるでしょうが、15-20人だったら、一人ひとりの心の動きが手に取るように分かります。

講師の生徒理解を聞きつつ、これから3ヶ月間、全体の授業だけでなく、一人ひとりをどうフォローしていくのかを話をしつつ、千葉の七星でラーメン。「生徒がかわいいから、最大限サポートをしたいんですよね」という彼のような講師が数学を担当してくれていることに心から感謝。9月に彼が訪れたカンボジアでの足裏マッサージの話しを聞きつつ、本千葉まで送り、解散。

「教え方」も大切ですが、生徒をどうやって勇気づけていくか、ということもそれに劣らず大切なことだと私は思っています。(ここ10年間は勇気づけることに力を入れています。)

2018.10.15

私たちを利用(活用)して下さい

高校3年生と中学3年生の3者面談も佳境に入りました。
中学3年生は1/3程度が

  • 通知表の点数が90点程度(県平均以下)でも模試の点数が300点台半ば以上(偏差値60以上)

という傾向です。これから分かることは、

  • 骨太の学力がついてきている

ということです。

今年の中学3年生には、自習をよく行います。

分からなければすぐに質問してきます。
(一度考えてから質問するようにと伝えています)

社会は、高城先生に2回目、3回目のミニ授業を要求します。
(高城先生も授業が好きなので、ミニ授業が毎日のように行われる)

こう考えてみると、中3生は先生を活用します。
だから、成績が伸びていくんでしょうね。

同じことを、高校2年生を担当している持田先生もつぶやいておられます。

20181015111034

学力は誰かの努力だけで効果的に伸びるわけではありません。

そこに携わる当事者も含めた全ての人のハーモニーが伸ばしていきます。

 

2018.09.19

骨太の学力

将棋の解説を聞いていると、

  • 自然な一手ですね
  • 気持ちのいい手ですね

というのが、序盤から中盤にかけてあります。自分の流れを加速させる一手のことがほとんどです。もちろん、終盤戦では相手玉を積ませるために対策をしていきますが、序盤や中盤では自分の優位を拡大していきます。

 

これって、学習でも同じじゃないでしょうか。

 

英語学習で「自然な一手」とは、文法を学び、単語を覚え、英語を書き、音読しなどなど、英語の基礎力を高めていくことでしょう。「気持ちのいい手」とは、「読めなかった英語が読めるようになった」「聞き取れなかった英語が(少しは)聞き取れるようになった」ということでしょう。

「効率の良さ」は確かに大切です。

しかし、あえてこんな書き方をしますが、「素人目線で効率の良さ」を考えても、あまりプラスになることはありません。将棋や英語学習だけではなく、料理だって、車の運転だって、事務仕事だって、農業だって、漁業だって、全て同じです。もちろん、効率の良さを追求してうまくいく例だって少しはあるでしょうが、そんな「少し」を追い求めて挫折していく人の方が圧倒的多数ではないかな。

 

地力のついていないときから「対策」を求めることは、

  • 努力をあまりしたくないから、最短距離を教えてよ

ということです。「最短距離」は「地力をつけること=骨太の学力をつけること」です。拙著の『短文で覚える英単語1900』はいい教材ですが、300の例文を覚えることはたいへんです。田中健一先生の「10題ドリル」も、独学で完成するのはたいへんです。「あれだけやっておけばいいよ」というような、覚悟もなく学んだところで、挫折するのがオチです。

 

楽して入りたいなら、うーん、裏口でお願いすることかな(あるかないか、分からないけど)。

それがイヤなら、高校3年生の秋までは、徹底的な骨太の学力をつけることが、いちばんの「対策」です。

2018.08.13

中堅の生徒を伸ばすコツ②

田中先生(@TNK_KNCH)の高校英語の初級レベルの高校生に対する愛情は強いものを感じます。自分自身も、英語力を5段階に分けたときに、D~Cの生徒にどのようにアプローチするかを考えていたので、少し長くなりますが、ベストだと今の段階で思われる方法を隠さずに書いていきます。

「今のままじゃマズい」と思って生徒は学校の先生や、学習塾にきます。これはすごいと思うんですよね。「苦手なものを克服しよう」と、今まで彼らを傷つけてきた英語を乗り越えようとするのですから、その決意は大切だと思います。だからこそ、最初に大切なことは次のこと。

  • 決意を大切にして、覚悟を確認する

次に、「なるほど!」という体験を提供します。「アハ体験」というか、「自分にも分かった!」というか、その覚悟に報いる仕事をします。「自分にもできるんじゃないの?」と思ってもらえるようなサポートをします。確かに、「入り口」でベストな学習的要素は文法だったり、単語だったりするでしょう。でも、私は長文がいちばんいいと思っています。全文を訳したり、細かい構文をとったり、なんて必要ありません。「あ!こんな風に勉強したら、英語が分かるようになった!」というのが、「なるほど!」という体験です。最初はリスニングで、「げ、この英文、ぜんぜん分からん」という長文で、それが授業の最後に同じ条件でリスニングをしたら、「あ!こういうことだったのか」と思わせる。最初と最後の理解の落差は大きければ、大きいほどいい。最初のリスニングで分からなくても、生徒はその授業は逃げません。だから、最初の授業はいちばん大切になります。その授業で必要なことは次の通り。

  • 細かく説明しすぎないこと
  • 音読を行う
  • オーバーラッピングを忘れずに
  • リード&ルックアップ

シャドウイングをこよなく愛する人もいますが、シャドウイングと英語学習との関係を考えれば、私はあまり重要視しません。せいぜい、お遊び程度でいいんですよね。この経験をさせることで、「これなら、自分にもできる。英語が分かるようになるんじゃないか」と思うようになります。ということで、2番目に必要なことはこちら。

  • 授業終了後に、「できた!」と感じさせる。

ここまでは、生徒の様子をみながら授業を進めなければなりません。「ここで引っかかっているな」と思えば厚く、「順調にいっている」と思えばしつこくなく、ということが必要です。私がずっといいたいことは、映像授業(これを「授業」と呼ぶことには私は大いに抵抗がある)は一方通行なので、D~C(あるいはBも?)の生徒が見たって、たいして役に立たないと思っていますし、これからも思うでしょう。一方通行のコミュニケーションは、相手にそれを受信する能力がなければ、無理だと私は思っています。もしDVD視聴で映像授業で英語が分かるようになる教授方法があるならば、全国の生徒はもっと英語力が上がっているでしょう。

話題を元に戻します。

この「できた!」という感覚を持てるようになってから、文法なり、単語にようやく入れます。英語学習のドアが開かない限り、文法や単語を学ぼうという意欲が生まれるはずありません。

ここまで到達すれば、あとはそのままで英語を学ぶわけではありません。目に見える「成果」が必要です。模試?いやいや、あまり模試はないでしょう。大人の事情で、ここでは書けないのですが、もし知りたければ、ご連絡下さい。可能なのは、学校か小規模の学習塾かな。(フリーメールで、名前も職業も名乗らない人からたまーに連絡をいただきますが、例外なく削除しています) ちなみに「成果」は、山口県での研究会で学んだことをそのまま使っています。

  • 生徒が、自分の英語力が伸びている実感を持たせる

ここまでくれば、「10題ドリル」「短文1900」学習のスピードアップが可能です。

  • 人間は理性で動くのではなく、感情で動く

これは、英語学習でもそのまま当てはまります。

2018.08.09

中堅の生徒を伸ばすコツ

「生徒が英語が分からない原因はどこに?」
と積極的に考えたのは今から15年20年ほど前のことです。
(年齢を重ねていることをたまに忘れることがあります;笑)

「文法が分かれば英語が分かるだろう」と思いでプリントを作り、
それをまとめたのがこちらでした。

「分かりやすい!」とおだてられ、木に登ったのですが、
それでもなかなか学力に直結しない。

「文法と平行して、単語力をつけさせたい」と思い、
作ったのがこちら。

こちらは、文英堂と桐原書店の両方が出版を考えてくれました。
「高校初級」ということで作ったのですが、
桐原は「高校生の学参としては簡単すぎる」ということで、
ご縁がなくなりました。(営業氏は頑張ってくれたんですけどね)

自他とも認めるできの良さだったので、
Mという個別全国チェーン学習塾で使っていただいたのですが、
こんなことをいわれました。

  • 「講師が上手に教えられません」

そこで、教えるマニュアルを作ったところ、
そちらも不評(笑)。
やはり、プロでなければ教えられないのだなぁ。

だったら、プロの指導がなくても、覚えられる一冊を作ろう!
と思い、作ったのが、こちら。

「ピーナッツ」がアイディアの原型ではありますが、
コロケーションで分けていることと、
同じ単語を2回使わないという工夫をしました。
(return homeを動詞+名詞のコロケーションに入れているのが痛恨のミスです)

さきほどの「短文1900」を
個別指導講師が教えられないのは、
名詞句という概念を持っていないことに気づきました。
そして「語順」という発想も持っていませんでした。

そこで、語順シートをマスプリントできるようにし、
「基礎ドリル」を作りました。(その一部を「フレーズ1400」に入れています)

 

こんなことを書くと身も蓋もなくなってしまいますが、
中堅の生徒を伸ばす秘訣は、

  • だったら、英語以外を勉強します

といわせないようにすることです。
究極はこれです。

「いわせない技術」は「英語を教える技術」とは
フォークギターとクラシックギターくらいに違うものです。

おそらくですが、安河内さんや関さんは、
「いわせない雰囲気作り」がうまいんだと思いますよ。

たぶんですが、「うまいだけ」なんでしょうね。
だから、「教える技術」についてはあまりエラそうなことは
いわない方がいいと思うんですけどね。
私も同じカテゴリーの末席にいるので、あまり英語云々とはいいません。

ちなみに、松井先生はハイブリッドという非常に希有な先生です。

2018.07.30

持田先生の授業感想

高校2年生夏期講習は前半が終わりました。

今回の「目玉」は持田先生。
授業の内容が、そのまま高校生用の参考書になってしまうような
ハンドアウトと説明でした。

前半が終了したので、生徒さんたちに感想をお願いしました。
フライヤーに載せるものなので、
あえて短い感想でお願いしています。

  • 基本的なものから少し難しく複雑なものまで、多くの文法事項をわかりやすく教えていただくことができました。使い慣れた単語でも知らない使い方があったり、勘違いして使っていた部分も分かって、とても面白かったです。(市立稲毛高校・女子)
  • 基礎から授業していただいたが、曖昧であったところや、忘れているとこと等を確認できてよかったです。また、資料に書いてある説明がとてもわかりやすかった。自分で思い込んでいたことなどいろいろいろ発見がありました。授業のテンポもよく、わかりやすかったです。(江戸川女子高校・女子)
  • 英語を言語として理解できるようになり、根本的な理解が深まるような授業だった。授業を受けた後に参考書を開いてみると、今までみえなかったものがみえてきました。すごい。(東邦大付属東邦高校・男子)
  • 某予備校の評価レビュー通りよい授業でした。学校では教えてくれない、英語の根本的な本質の部分を、ゆっくり時間をかけて説明してくださったので、きっちりと理解できたという実感がわきました。声のボリュームや多少早口な点が少し気になりましたが、全体的に素晴らしい授業でした。(昭和秀英高校・男子)
  • 一見、簡単なようにみえて、実際に説いてみるとなかなか英訳できないものが多かったですが、持田先生の授業を通して、小さなつまずきや大きな勘違いを解消でき、文法問題に対して自信がつくようになりました。また、英語だけでなく、国語的な観点からの文法の解説などでより文法への理解が深まったように思います。とても楽しい授業でした。(県立千葉高校・女子)
  • とても丁寧でわかりやすい授業でした。具体例や語法の不思議なども面白かったです。少し早口かなと思う部分もありましたが、全体的にはよく理解できました。また、(先生のおられる)予備校にも伺いたいと思います。(昭和秀英高校・男子)

<持田先生の夏期講習後半>
8/22~8/24 18:00-19:30(時間が1時間繰り下がりました)
内容は長文読解となります。まだ残席が4ありますので、希望される方はお気軽にご連絡ください!

また、9月より持田先生が高校2年生対象の授業を担当することが決定しました!
毎週火曜日 19:30-21:30

 

2018.07.13

持田哲郎先生はこんな先生です!

授業は6日間ですが、その間に何を目指して授業をされますか?

 

全体では文法学習の動機づけというテーマがあります。前半は英作文法、後半は200~300語の長文読解を行います。
前半の英作文法は「動詞と文型」が重点項目です。長文は説明文、論説文、物語文をそれぞれ一編ずつ読み込む予定です。こうした文章を読むのにいかに文法が大切かを実感してもらおうと思っています。

 

 

ここ数年、文法が軽視されていますが、先生はこの流れをどのように考えられていますか?

 

この流れは平成が始まって最初の学習指導要領改訂から始まった動きなのです。ただ、当時は解説の詳しいしっかりとした文法問題集が人気でした。学校での文法の扱いが軽くなっても自分たちでなんとかしないと受験は無理という考えでいたと思うのです。ところが世紀が変わったあたりから、解説が3行以下という「3行革命」と呼ばれる問題集が流行りだしました。学校でも十分な時間をかけて学んでいないものをそのような問題集で学べるはずはありません。この背景には、文法学習は文法問題対策のためという思い込みがあるのかもしれません。

 

現高校1年生から、大学入試に「民間テスト」が導入されます。そこでは4技能(読む・聞く・書く・話す)を測るということですが、文法学習と「話す」にはどのような関係があると思われますか?

 

日常会話は、言葉の断片をやりとりするもので、「文」を意識しているものではありません。これは母語であれば自然にできるようになるものですが、外国語ではもっとも学習が難しいものです。「話す」と言っても私的な会話ではなく改まった場面での公共的な会話になると、「文」を意識するようになります。こうなると文法能力が明らかに必要になってきます。スピーキングの試験は気の置けない友人や家族との打ち解けた会話ではなく、それなりに整った発話が求められますから、文法とは無関係ではありません。ただし、文法学習を文法問題対策のためのものから、実際に英語を使うときの基盤を固めるためのものへと考えを改める必要があります。もちろん読み書きもこの基盤の上に成り立ちます。

 

先生のご経験で、最難関大学に合格できる生徒はどのような特徴がありましたか?

 

英語に関して言うと、普通に英語を勉強している生徒さんが強いですね。つまり解法を身につけるとかそういうことではなく、読み書きの力を身につけているのですね。心構えの面で言うと、自分の勉強がうまくいっていないと思ったときに周りからの助言に耳を傾けて自分の勉強を修正できる人です。大学入試は合格する人よりも合格しない人のほうが多い試験ですから、多くの受験生が実践している学習法はやり方を間違えれば効果が上がらないものが大半で、実際に効果を上げていない受験生が落ちているのですね。そこを修正できるかどうかはプロの助言に耳を傾けられるかどうかにかかっていると言えます。Sアカは生徒と講師の距離が近いのでその点はいいと思います。

 

(略歴)

国内の最大手予備校で10年以上、トップ講師として勤務。言語教師として英語教育と国語教育に携わる。

獨協大学外国語学部英語学科卒業後、早稲田大学大学院教育学研究科修士課程国語教育専攻修了。著書に『アドバンストフェイバリット英和辞典』(東京書籍、分担執筆)、•『実践コミュニケーション英文法』(三修社、共著)、「国語教育と英語教育の連携について-文法教育を中心に-」町田守弘(編著)『明日の授業をどう創るか:学習者の「いま、ここ」を見つめる国語教育』(三省堂)、『良問でわかる高校英語』(学研教育出版)がある。

2018.07.13

2周年記念・持田哲郎先生の無料夏期講習

お陰様でSアカデミーは今月で2周年となります。
ご縁があって千葉市美浜区の打瀬という場所で20坪にも満たない小さいテナントで始めた学習塾でしたが、今は自習室も合わせて65坪にもなりました。

昨年度までは中学生中心であったものの、在籍生の進学実績として主だったところは次の通りです。

<大学>

  • 東京外語大学
  • 慶應大学

<高校>

  • 渋谷幕張高校
  • 青山学院高等部(女子)
  • 昭和学院秀英高校
  • 八千代松陰IGS
  • 日大習志野高校
  • 國學院高校
  • 千葉県立薬園台高校
  • 千葉県立幕張総合高校
  • 千葉県立国府台高校

など、開業2年目としてはそれなりの結果が出せています。何より、生徒が勉強してくれるので、私たちはそのサポートをできるだけ上手にすることを心がけています。

なんとか2年間を過ごせたことに感謝をして、今年の夏は思い切ってやってしまいます!

持田哲郎先生・夏期講習完全無料!

自分でいうのもなんですが、清水の舞台から飛び降りるような気持ちです。2年間も支えて下さった地元の皆様への感謝と、この7月から持田先生がSアカデミーで継続的に授業を受け持って下さったことへの感謝、2つの感謝を込めて考えました!

何より、無料で行うということは持田先生に申し訳ないと思いつつ、
今回は地元への感謝の気持ちを込めた企画であることを申し上げたところ、
快諾して下さいました。

ありがとうございます!

持田先生の授業日程は次の通りです。

  • 7月27日(金)~7月29日(日) 17:00~18:30
  • 8月22日(水)~8月24日(金) 17:00~18:30

今回の無料講座への参加は次の条件を満たす高校生です。

  • 高校2年生
  • 真剣に東大・一橋・東京外語・早稲田・慶應・上智に進学を希望している
  • 6日間、全ての授業に参加できる
  • 講座修了後、感想を書いてくれる

この4点です。

お申し込みは

  • お名前
  • 連絡先(メールアドレス・電話番号)
  • 学校名

を書いて、右上にあるメールマークをクリックするか、
info☆s-academy.net(☆を@に変えて下さい)を宛先にして
メールでお申し込み下さい。
電話は13時~21時で、043(306)9241までご連絡ください。

大手予備校で10年以上もトップ講師として活躍されている
持田哲郎先生の考えておられることを伺ってみました。

<続く>

2018.07.10

被災した高校生に夏期講習を

今回の広島や岡山、愛媛を中心とした大災害で犠牲となったかに心からお悔やみを、そして被害を受けた方に心からお見舞い申し上げます。

今回で被災した高校生に、7月23日からの夏期講習にご招待します。ただ宿泊施設がありませんので、千葉市付近にご親戚の方などがおられる高校生の限定となってしまいます。

高3生夏期講習の科目は次の通りです。

  • 英語
  • 日本史
  • 古文
  • 漢文
  • 現代文

数学も抜群にできる講師がおります。彼は高校3年生の授業は持っておりませんので、個別指導となります。

高校2年生は、英語と国語だけとなります。

お気軽にご連絡下さい。

2018.07.09

被災者の方に心からお見舞い申し上げます。

東日本大震災のあと、千葉県からの派遣で8日間ほど大船渡に行きました。
2ヶ月後の5月中旬に派遣されたこともあり、
生活自体はある程度の落ち着きはあったのですが、
子どもたちの学習教材が不足していました。

あの時に同僚にお願いして、
学校にある辞書を送ってもらったところ、
50冊程度が3日で全てなくなりました。

学校の先生方はtwitterなどを通じて、
必要な教材を求められれば、必ず集まりますよ。
教育委員会や教職員組合がそのとりまとめができればベストなのですが。
各出版社からの見本が役に立つチャンスです。
(間違いなく辞書が喜ばれます!)

ささやかですが、
『短文で覚える英単語1900』を100冊ほどお渡しします。
ただ、学校の先生からのリクエストに限定させて下さい。

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このテキストは300の短文を覚えることで
1900(派生語も含む)の単語を覚えるとともに、
中学校で学ぶ文法事項も全てマスターできます。
100部を超えてしまった場合には、
本文中の
短文と日本語訳をファイルでお送りします。
また、一太郎ファイルにはなりますが、
確認テストファイルもお送りいたします。
ご希望の方は
kumita◎s-academy.netまでご連絡下さい。
(◎をアットマーク@に変えて下さい)

 

 

2018.07.09

学校の先生からの転職・起業

確かに、学校はブラックです。
今になって思えば、普通じゃないことも、普通のようにしていました。
もちろん、退職する直前よりも、教師になったばかりの25年前の方が間違いなくスーパーブラックでした(笑)

ただ、文句を言いつつ働き続けるのもつらいでしょう。だったら、起業・転職をしたらいかがでしょうか。

まず転職だと、
塾や予備校が考えられると思います。
独立行政法人統計センターの平成28年賃金構造基本統計調査によると、
教育支援関係は400万円に届いていません。
(ここには、高給である天下のベネッセも入っているでしょうね)

中学生対象の学習塾であれば、
時給はせいぜい3,000円でしょう。
もちろん、皆さんの能力が高いことは存じ上げておりますが、
中学生の学習塾の授業料を考えると、上限がこの程度だと思います。

予備校はどうか。
予備校といっても小規模~大規模まであります。
一般的に時給は4,000~6,000円(メディアに講師を売り出す予備校はもっと高いようです)。
(大手になれば時給は高くなります)
休業補償なんてない業界です。
コマ数を多く受け持つか(受け持たせてもらえるといいですね)、
予備校を掛け持ちすれば、ある程度の賃金は確保できます。
ただし、雇用時の年齢制限があるでしょうし、
1年契約がほとんどです。
成果が出なければ、そこで契約終了。

皆さんが想像しているよりも、
予備校の先生方はかなり厳しい状況だと思われます。

だったら起業をしよう!
自分で塾を開こう!

まぁ、私はこれで始めたわけですが、
かなり大変でした(笑)

今になって思えば、
よくあの状況でスタートできたなぁというのが正直な感想です。
もちろん、生徒さんたちの学力も上がったし、
満足度は低くないと思っています。

これは、講師に恵まれたことがいちばんの理由です。
中学生を教える大学生の教育的能力=学力、コミュニケーション能力が
極めて高い。
しかも、偶然にも講師のほとんどが渋幕出身なので、
全教科教えられるというスーパー講師であり、ほぼ全員が地元住みです。

この偶然がなければ、Sアカデミーはもう青息吐息、
いや、赤字ため息だったでしょうね。

よい商品を提供すればお店が栄えるなんてことはありません。
美味しいお酒なら売れることはありません。
美味な料理なら人が黙っていてもやってくるなんてことはありません。

先生方が今までのご経験ですばらしい授業をするだけで、
生徒が集まってくることはまずありません。

もちろん、授業は土台です。
ただ、その土台の良さをどのように伝えるかは、
まじめな先生であればあるほど、苦手な分野でしょうね。

軌道に乗ったとしたら、
それをどのように維持し、発展させるか。
そこで組織が必要になります。
1人では、病気などのリスクに対応できないため、
生徒さんにとって不誠実です。

誰にも得手不得手がありますから、
どのような人を雇用して、
どのような組織にしていくのかを考える必要があります。

ちなみに、起業をした会社が10年後に残る確率は5%。

それでも学校に不満があるならば、
そのようなチャレンジもいいかもしれません。

細かい決まりもありませんし、
妙な研修もありませんし、
イライラが募る職員会議もありません。

 

2018.07.02

超初心者的・英文法の学び方(センター試験150点への道)

今から受験勉強を始める高校3年生も
少なくないでしょう。
センター模試で、現在70点程度しか取れない受験生が
1人で勉強するという前提で、
来年1月の本試験で150点を取るための方法です。
この順番で学習をして下さい。
(期間は4ヶ月)

1.英文法の勉強から始めない
英文法を勉強しようとすると、
おそらく3日も経たずに挫折します。
特に、厚めの参考書を通読しようとしたら、
30分でイヤになると思います。
主語や動詞、目的語って何??と思ったり、
「主語は名詞? じゃぁ、動詞は何詞?
前置詞の目的語って何?」と思うようであれば、
英文法の理解ではなく、
例文の暗唱から始めましょう。
声に出して読み、
一瞬、暗記して読み、
ノートに一気に写していきます。
理屈から学ぼうとすると大けがします。

2.単語を覚える
「文法問題ができない!」という受験生の多くは、
「問題に出ている単語が分からないから正解にたどり着けない」ものです。
20180702093122

これはセンター試験(2016)です。
たとえば問1はpreviouslyという単語が分からない生徒は引きずられるでしょうし、
問2はrelativelyやhugeが分からないと正解を選びにくいでしょう。

単語が分からなければ、文法問題をうまく解けません。

その上、長文問題が解けません。
98%の単語が分かれば内容はスムーズに読むことができますが、
95%では読むスピードが遅くなり、
90%だと全体の意味が取れなくなるという報告もあるようです。
(聞いた話なのですが、納得できます)

3.センター試験の過去問(長文)を20題以上行う
しっかりと意味を捉えてから、
徹底的に音読して下さい。せめて30回以上。
要約が効果的です。

4.薄く、内容の濃い文法問題集を行う
厚い文法問題を行う必要はありません。
コンパクトにまとまった文法の問題集を行いましょう!

(1.暗唱にお薦め単語帳)

(4.文法問題にお薦め問題集)

2018.06.28

中堅の学力の底上げ方法

「脳外科」といっても、
「脳梗塞」「脳溢血」「脳腫瘍」など専門があるように
授業でも得意・不得意の分野があります。

ざっくりいうなら、
学力が高い層、中堅層、下位層のどこを得意とするか、
というのはその先生方の個性です。

高い層も下位層も教えられる先生方はすごいですよね、
本当に尊敬します。

私自身のいちばんの得意なところは、
中堅層から下位層を伸ばすことです。

口でいうのは簡単です。

単語を覚えさせ、
文法を理解させ、
長文を読めるようにすればいい。

しかし、その生徒たちに
どうやって単語を覚えさせるか、
どのように文法を理解させるか、
どうすれば長文を読めるようになるか、
(長文を読むとはどういうこと?)
という「技術」を持っている人は少ないようです。

授業は重ね縫いのようなようなもので、
その授業でどこを復習するか、
その復習の中で、何に気づきを持たせるか、
生徒の表情を見ながら選んでいくことは
技術のひとつです。

それを重ねていくと、
中堅の生徒(センター試験で80-100点)は
伸びていくんですよね。
ここが教材だけでは解決できないところ。
一方通行の授業では解決できないところ。

中堅には「映像授業」ではなく、
ライブの授業が必要だと私が思うのは、
こんな理由です。

2018.06.05

指したい手と指さなければいけない手

羽生竜王のタイトル100タイトルが掛かった名人戦。
解説者が

「先手に指したい手が多いですね」というときは、ほぼ先手が有利。
「後手は忙しくなってきましたね」では、ほぼ後手が不利。

「やりたいことが多い」「やるべきことが多い」とでは、全く違うものです。

学校の先生方の「ブラック」がクローズアップされてきました。

これは先生方にとって、

「やりたいこと」よりも、「やるべきこと」が増えてきたこと、
および、
管理の強化や給与の減少、教諭の減少により、
かつては「ブラックだけど、楽しい」だったことが、
徐々に、「ブラック過ぎて、つらい」になったのでしょうね。

これは、教諭志望の減少、
あえてはっきりいえば、
「学力の高い人が教諭を志望しなくなる」ことを意味しています。

どうすればいいのかといわれても、
10年以上かけてこの状況が生み出されたのだから、
元に戻すのにまた10年以上かかるんでしょうね。

2018.05.08

大学受験的ランチェスター戦略

中学生を教えるようになって3年目。
高校生と比べて違うところがあまりにも多いのですが、
本来であれば高校生にこそ考えてもらいたい点数があります。

評定平均。

中学校でいうと、「内申点」と呼ばれることが多い、
通知表に書かれる点数です。

特に

中堅校以下に通う高校生

は大切にした方がいい。

大学進学率が50%を超えていますけど、
そのうちのやく半分は推薦入試です。
この推薦入試で見られるのが評定平均なのです。

たとえば駒澤大学経営学部はつぎのような基準(昨年度)です。

(1)本学経営学部への進学を第一志望とする者
(2)経営学の様々な分野やビジネスに強い興味を持っている者
(3)調査書についての基準
高等学校(中等教育学校を含む。以下同じ)最終学年1学期までの全体の評定平均値が4.0以上の者。
ただし、2学期制の高等学校においては最終学年前期までの成績。4学期制であれば最終学年2学期までの成績

ここで必要なのは、評定平均が4.0。

そして、平成28年度入試の倍率は2.2倍。
一般受験よりも、入りやすいですよね。

日東駒専レベルまでは、中堅校以下の高校生が推薦で狙うのはいい大学です。

 

そのためにどうすればいいのか?

高校に入ると、評定(通知表の点数)はほぼ定期考査で決まります。
(ここが中学校と異なるところです。)

評定平均を高くするためには、
苦手教科をなくすことしかありません。
(評定に1教科(科目)に「2」があると、4.0を超えるのは厳しい)

評定平均をあげるためにぴったりなのが、
1対1の個別指導です。

Sアカデミーではすぐれた講師が皆さんを待っています。

2018.04.26

高校生の学習管理

あまり、自分らしくない方法だけれども、
背に腹は代えられぬ、ということで学習管理をはじめました。

まずは、1週間のスケジュール管理から。
0001

勉強はしなくてはいけないけど、
でも何を勉強すればいいのか分からない、
という生徒は少なくありません。
そのために、1週間のスケジュールを自分たちで書かせてから、
私が「添削」をします。

具体的に書いてあるか、分量は適切かなど、
を1日単位で学習内容、書かせます。
そして、それに対する自己評価、
1日のよかった点、反省点、
先生に質問したいと思う点をその日のうちに書かせます。

 

次に、単語。

単語帳は「5周やった」「10周やった」というのではなく、
・暗記をした単語の復習の時期
・復習はアウトプット
という2つが大切です。

そのため、1日にいくつの単語を覚えるか生徒たちに決めさせた上で、
次のような単語暗記シートを渡します。
(1日30個ずつの場合)

tango

これがあれば○月○日は、何番を勉強すればいいのか分かります。
その日の学習が終わったら、蛍光ペンで塗りつぶしていきます。

復習は必ずアウトプット。
英語を見るのではなく、
日本語を見て英語を思い出させるようにします。

ここ、大切なところ。

古典の単語も同じこと。

夏までは学習を管理して、
知識量を増やします。
その上で9月以降に備えることで、
学力が急上昇!
ということを願っています。

2018.04.16

「英文法基礎10題ドリル」の第1章の使い方

田中先生とはじめてお目にかかり、
先生の人としての魅力に引き込まれました。
だからというわけではないのですが、
『英文法基礎10題ドリル』の第1章の文法項目には
受動態が入っていることを次のように生かしていきます。

最初の授業では、受動態。
Birds fly. → 受動態にできない
He became a teacher. → 受動態にできない
Tom broke the window. → 受動態にできる

これはどうして?という発想で、
英語の語順、およびSV, SVC, SVOの学習。

次に第4文型と5文型。
He gave me this book. → me(I)とthis bookをSにして受動態ができる
My father named our baby Saburo. → our babyはSにできるが、Saburoはできない。

これはどうして?という発想で、SVOOとSVOCの学習。

これで、文型とS・V・O・Cの学習ができます。

文型学習から

SVO to doやSVO do/doing/doneも応用していく。

ただこれは自学では難しいかもしれませんが、
授業で使用するなら、よい順番ではないでしょうか。

文型の授業は「基礎過ぎる」とか「退屈だ」と、
学習してもらいたい層は考える傾向があります。

そんなときには、この順番も考えてはいかがでしょうか。

2018.04.12

田中健一先生がお見えになりました

4月11日(水)に大手予備校で活躍中の英語講師、
田中健一先生がお見えになりました。

まずは、田中先生の新著
『英文法基礎10題ドリル』
https://www.amazon.co.jp/dp/4796111301/

英語の基礎レベル教材の中では、
出色の一冊です。
とかく、基礎レベル教材では学習者の精神年齢さえも
学力と同じように低く考えるとしか思えない教材が少なくない中、
英語の苦手な生徒に寄り添っている作りになっています。

簡潔な説明、
工夫された学習項目の順番、
大学入試問題を通じてそれぞれの文法項目を学べること、
音読・暗唱しやすい例文などなど、
生意気なことを申し上げれば、
工夫された一冊になっています。

どんな先生なのだろうかとワクワクしていたところ、
気さくなお人柄にさらに感動です。

まずはお互いの著書を持って記念写真!

 

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そのあと、20名の高校生の待つ新教室へ。

田中先生からSアカデミーの高校生に大学入試に合格するための
アドバイスが次の2つ。

「単語」を覚えることの重要性
日本語にするときに「Sに「は(が)」をつけること

その場の雰囲気を作り出すようなお話は
まさに本物です。
その場にいた全員が惹きつけられていました。

田中先生、千葉までお越し下さり、本当にありがとうございました!
またお越しの際は、一緒にステーキを食べに行きましょう!

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2018.03.30

苦手な英語を乗り越える方法

英語にコンプレックスを持っている生徒、
それは偏差値の高低はあまり関係ないのだけど、
彼らの英語学習をいちばん妨げているのは、
学習に対するネガティブな気持ちです。

これは理屈ではありません。

だから説得できません。

 

唯一の解決方法は、

「あ、自分にもできる!」と思えることです。

これは授業で行うしかありません。

このきっかけ作りが授業です。
だから、授業の準備は大切にして、
生徒の顔や姿勢を見ながら授業を進めていく必要があるんですよね。

その先には、生徒が自分で学習を重ねていこうとする
覚悟が必要なんですが。

2018.03.27

『英文法基礎10題ドリル』&田中先生がお見えになります!

今年、高校生講座を始めました。
Sアカデミーのエース川上先生は早慶上智を目指すSコース、
私はお得意の中堅の生徒を伸ばしてMARCHを目指すMコース、
そして国語は、古典のマジシャン出浦先生。

MARCHを目指すといっても、
ご存じのようにここ数年は合格者減により、難しい。
短期間で学力をつけるためには、
生徒の勉強量を確保するだけではなく、
質の高い教材を使うことも必要です。

そこで選んだのが、駿台の田中健一先生の新著
『英文法基礎10題ドリル』。
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目次を見ると、その工夫がよく分かります。
(生意気な言い方で申し訳ないです)

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中堅の生徒にとって復習は大切だけれども、
なかなか自分で復習をしてくれません。
これはこれで大きな問題なのですが、
『英文法基礎10題ドリル』の第1章では、
文型の考え方についての復習と、
新規文法事項の学習とが、同時にできるように工夫されています。

特に第10講の受動態では、
文型に加え、
熟語(田中先生の苦渋の選択だろうなぁ)の考え方の復習にもなります。
(「考え方」の復習です、大切なことなので繰り返します)

中堅の学習者が独学でこの問題集を行う最大の関門は、
第1章の第1講から5講の「文型」でしょう。
ここを乗り越えられれば、「なるほど」の連続になります。

もう教材を作らなくなって久しいですが、
このような英文法基礎の本を完成させた田中先生に
ジェラシーを感じつつ、
心から敬意を感じております。
基礎英文法と表する、ほら、あの本や、世界一なんとかという本は、
英語力が低ければ、知性まで低いという意識で書かれているとしか
私には思えませんが、
田中先生の新著からは、学力を伸ばしたいという気持ちがひしひしと
伝わってくる一冊です。

その田中健一先生が、
Sアカデミーにお越しになります!

日時:4月11日(水) 19時より
場所:Sアカデミー(千葉市美浜区打瀬2-5 パティオス3番街1F)

ご興味のある方は、どうぞお越し下さい!
また、『英文法基礎10題ドリル』で英語の基礎を固めて、
1ランク、2ランク上の大学を目指したい高校生(浪人生)は、
ぜひともSアカデミーにお問い合わせ下さい!

2018.03.22

集団と個別のハイブリッド

「黒板がないと気合いが入らないんだよね」とは、
尊敬する国語の先生が話していました。
「質問に答えるときにも、紙に書くだけだと調子がでないんだよ(笑)」

この気持ち、分かる先生は多いでしょう。

ところで、個別指導と集団授業は何が違うのか、と前から思っていたのですが、
その答えがようやく分かってきました。
(って、勝手に思っているだけかもしれないけど)

いちばんの違いは情報量です。

個別指導がいちばん効果を発揮するのは、
生徒が分からないところを持ってきて、それに答える形式でしょう。
つまり、生徒が自律的学習者であり、学習を自分で行っていることが前提になります。
「分からないところをその場で聞ける」ということは大きなメリットです。

しかし、個別指導は新しいことを学ぶには、時間がかかります。
1対1ですから、
「もう一度、説明して下さい」と生徒に聞かれたり、
「ここの理解が不十分かな」と講師が考えたりしたら、
説明は繰り返されます。

一方、集団授業は、個々の理解に個別指導ほどのサポートはできませんが、
必要な情報を与えることができます。
(理解が不十分なまま先に進んでしまうのはこのためです)
ただ、受験に必要なルートを逆算して、授業を進める=情報量を与えて、
生徒を鍛えるのには適しています。

個別指導と集団授業の良さをそれぞれ取り入れた、
「ハイブリッド指導」がいちばん効果が高いのでしょうね。

ということで、来年度のSアカデミー高校講座は、
そんな「ハイブリッド指導」を行っていきます。

2018.03.12

浪人が決まった人へのメッセージ

「挫折をしたことがなく、成功していますよね」と先日の面談でいわれました。

確かにこの年でスーツを着ていると、
「挫折経験ゼロ」と思わたのかもしれません(笑)

思い起こしてみると自分の人生で、
第1志望に通ったのは中学校入試だけです、
しかもこれは、自分の意思で受けたわけではありませんでした。

大学入試は挫折だけです(笑)
ちなみに、現役の時は全て不合格→浪人しています。

浪人の時の状況をば。

(Ⅰ)A大学(滑り止めの滑り止め)では入試の当日に
「合否不合格連絡詐欺」に引っかかり、
「落ちていました!」との電話がかかってくる。
→悔しくて寝られないまま、B大学(滑り止め)入試に向かう
(Ⅱ)B大学の試験はうまくいったのだが、帰ってくると
A大学から合格通知(笑)
(Ⅲ)B大学の別の学部(滑り止め)の試験の時に、マークシートが
縦書きではなく横書きだということに途中で気づく(O_O)
→B大学は両方とも不合格
(Ⅳ)私立では行きたいなぁと思っていたC大学に不合格
(Ⅴ)近所のオヤジさんに「山形には知り合いがいるから、
受験するならホニャララ(自主規制)してもらえるよ」
といわれて、山形に行く(合格)
(Ⅵ)国立D大学は不合格

大学は全て経済法学系を目指していたのですが、なぜか山形だけ教育学部です。
教師になりたかったわけではありません。
まぁ、ホニャララ(自主規制)のために行っただけですから(笑)

不本意入学だったし、英語(教育)には興味もなかったので
大学時代には、ずっっっっとアルバイト生活を続けます。
夜のアルバイトが中心で、当時のバブリーな居酒屋(?)で働いていたこともあり、
そこでいろいろな人を見ることになります。
証券会社・医者・テレビ局・新聞記者・公務員などなど
いろいろなお客さんが来ていました。
若かりし当時はバリバリ左派だったので、
「新聞記者になりたい!」と思っていましたね。

ところが大学3年の後期に
たまたまバイトをした塾で教えた生徒の英語の力が伸び、
「先生に会えて良かった!」といわれしまいました(笑)
そこで、教師を目指そうと思い、千葉大学大学院へ進学(実家に近かった)。

人生って、どこで何が起こるかわからない。
当時の中学生のひと言が私の人生を大きく変えたのです。

母校から大学院生の時に、
非常勤講師として働かないかと誘われたものの、
私立高校にありがちなゴチャゴチャ(自主規制)が発生し、
3月末に勤務先が「姉妹校」に変更になる。
この経験で「私立はイヤだ」という思いと、
大学院で学んだ「英文学研究って楽しい!」と思いが重なり、
M2の最初にイギリスの某大学へ留学をトライする。

TOEFLはなんとかクリアした後、
留学のための奨学金を申し込むものの、
某団体の選考試験でアメリカという国について
面接官と議論(口論?)になり、
ペーパーテストはほぼできたんだけどなぁと思うのですが、不合格(笑)

たまたま申し込みをしていた教員採用試験を受験したところ、
大学院で大嫌いだった某先生が院生に読ませた文科省の答申
(彼が関わっていた)のタイトルだけが出て、
「この答申についてあなたの意見を書け」とあったこともあり、
なんとか採用試験に合格!
ストレートで合格したのは珍しかったようです(ってちょっと自慢w)

ということで、教師生活が始まりました。

経験的に分かったことは、
人生は第2希望だからといって悪いものじゃない、
そして人生にはなにひとつムダがないということかな。
よいことも、悪いことも、ムダにするもしないも、私たち次です。

この先は、またいつか機会があれば。

2018.03.06

公立高校(高校のみの私立高校)の数Ⅲ・物理化学が終わらない問題

公立高校の理系はなかなか進学が難しい。

カリキュラム上では
高校1年生 数学ⅠA
高校2年生 数学ⅡB
高校3年生 数学Ⅲ
となります。

ところが、実際には数学Ⅲが終わる公立高校は多くないようです、
理系入試では数学Ⅲが多く出題されるのも関わらず、です。

同じような問題が、
物理・化学にもあります。
最後まで終わらない。

たとえ終わったとしても、
高校3年生の冬になってからで、演習の時間がない。

その一方、私立の中高一貫校は違います。

中学校2年生までに中学校数学を完了します。
中学3年生 数学ⅠA
高校1年生 数学ⅡB
高校2年生 数学Ⅲ
高校3年生 演習

これでは、同じ土俵で受験をしろというのも、
なかなか厳しい。

だったら、予備校・学習塾でサポートができるかというと、
数Ⅲを学ぶためには数Ⅱが必要で、
数Ⅱを学ぶためには数Ⅰが必要になります。

いちばん現実的なことは、
高校2年生の秋から、
「数Ⅱの○○からはじめて、高3秋までに数Ⅲを終わらせる」と
することかなぁ。

妙案がどこかにないものかな。

2018.02.21

授業で許せないこと

授業で許せないことは、
真剣でないことです。
特に、私語。これは許せません。
(教員時代から、私語は許していません)

1回の授業は、その場でトントンと進めるのではなく、
それなりに準備をします。
短いときに1時間、長くかかるときには2~3時間をかけます。

誰のためかといえば、それはもちろん、生徒の学力を上げるためです。

私語をすれば、
本人以上に、その周囲の集中力を削ぎますし、
授業者のやる気も失わせます。

宿題をしてこないのは、本人にツケが返ってきますが、
授業中の私語は、罪もない周囲にもツケが回ってきます。
だから、私語は許せないし、
私語を止められないなら、
塾を辞めてもらいます。

自分の学力をどうしても伸ばしたい!
という生徒さんのためなら準備はするし、
質問にも喜んで答えます。
しかし、馴れ合いできているようなら、
たとえ経営的に安定したとしても、
私はそんな塾はまっぴらです。

2018.02.19

「テスト対策」は有益?有害?

「定期テスト対策」を希望されることも多い。

大手学習塾の元社長さんから、
「過去の定期テストをコピーして、それを提供するといいよ」というアドバイスを受けました。
そして、実際にコピーして次学年にその話を伝えると、
「定期テストのコピーを下さい!」と頼まれることが多くありました。
やはり、ニーズがあるということでしょうか。

ところで、
どうして生徒は定期テストのコピーが欲しがるのでしょうか?
入試に比べれば、定期テストの範囲はとても狭く、
出題者=授業者なのですから、入試のような「過去問対策」なんて必要ないはずです。

同じ問題が出たら、労せずして点数を取れるからでしょう。

この「過去問を渡すこと」というのがとてもやっかいです。
過去問を渡したら、学習内容を理解するのではなく、解答を覚えるでしょう。
これでは、学力はつきません。

もし同じような問題が出題されれば、点数は上がるけど、
実力をつけなくても点数が取れる体験を生徒がしてしまう。
そして、違う問題が出題されれば、
学力もつかない「学習」で終わってしまう。

つまり、定期テストの過去問を生徒に渡しても、
生徒にとってよいことなんて全くない。

定期テスト対策とは、
2~3ヶ月間に学習した内容を復習する機会=自学の機会を与えることです。
日常で学習してこなかった生徒が、
直前に2~3時間ほど授業を受けても意味はありません。

もちろんですが、
コピーをした以前の定期テストは、全て廃棄しました。

2018.02.02

少人数クラスの良さは、生徒把握です

Sアカデミーの授業のちょっとしたヒミツを。

少人数クラスの良さというのは、
生徒の弱いところ、強いところを把握した上で、
授業ができるということです。

模試の結果で私たちが見るのは、
偏差値や○○%合格、という数字だけではありません。
どのポイントを間違えているか、という点です。

たとえば、10月の段階では、
古典と作文のできがあまりありませんでした。
そこで、国語の講師と話し合い、
11~12月にかけて、古典と作文を中心に授業を行いました。

その結果、1月の模試で、
国語の成績がかなり上がりました。

全体ではなく、個人のレベルでも行います。

本日、青山学院高校に合格した生徒さんは、
授業をしていると英語の理解はとてもできています。
しかし、なぜか駿台模試の成績が伸びません。
その一方、公立高校用の模試ではいい成績を出す。

彼女のウイークポイントは単語でした。

そこで、12月から始めたのがこちら。

「フレーズで覚える英単語1400」
http://www.amazon.co.jp/dp/4578221024

3週間ほどで完成させたところ、
「長文問題で分からない単語がほとんどなくなった」
と話していました。

少人数クラスのいいところは、
授業のしやすさだけではありません。
全体と、そして一人ひとりのウイークポイントに
気づけるということです。

2018.01.24

保護者の方のご感想と体験授業のお誘い

Sアカデミーでいちばん勉強をしていた生徒さんが、
渋幕(渋谷教育学園幕張高等学校)に合格しました。
慶應女子も受ける予定だったのですが、渋幕が魅力的だったために、
そちらの受験は見送ることに。
「合格実績」としては残念ですが(笑)、
進路については本人が決めたことを最優先することが私たちの方針です。

その生徒さんのお父様からお礼のメールをいただきました。
お父様のご了解を得た上で、一部をご紹介します。

 

入塾させていただいた4月の段階では90%のエネルギーを部活に費やす様な生活でしたし、時間的にも難関私立には
間に合わないと考えておりました。正直に申し上げると、そういった背景もありましたので、娘がSアカデミーに
入塾したいと希望した際には敢えて大手の塾を勧めませんでした。

 貴塾の授業の内容が適切であったことは言うまでもないのでしょうが、毎日の自習の環境を整えて頂き、
夜遅くまで熱心に質問に答えていただけたことで、娘は日々の勉強を苦痛と思わずに続けられたのだと思います。
望外の渋幕合格を得られた日に、普通に通塾し自習して帰ってきた娘を見て、合格以上の喜びを感じる事ができました。
それもこれも、組田先生や講師の皆様の情熱と暖かいご指導によるものと家内ともども感謝しております。

繰り返しになりますが、本当にどうもありがとうございました。
彼女は本当によく自分で勉強をしています。
日曜日は教室が開く10時にやってきて、閉める18時までおりました。
本当に立派です。
私たちには大手塾のような「ブランド名」はありません。
ただ、大手塾には劣らないというか、圧倒的に勝っていると自負しているのが、
授業力です。
私以外の全ての講師は、どの教科にも対応できます。(私以外、です;笑)
授業は21時30分に終わりますが、その後11時近くまで質問タイムというか、「ミニ授業」がある日もあります。

確かに名前が知られているところは、安心感があります。
同じコーヒーでも、大手のインスタントコーヒーは妙な安心感があります(笑)

私たちは大手ではありませんが、
こだわりの喫茶店のコーヒーです。
豆にこだわるだけではなく、淹れ方の技術も圧倒的な技術があります。

今の中学校2年生のクラスは、
地元の公立中学校からだけではなく、私立の生徒さんもいます。
昨日、体験授業に来た国立の生徒さんも
「すごく分かりやすかった」といって帰りました。

現在の中学校2年生で、
自分の能力をもっと高めたいと思うお子さんがいれば、
ぜひとも体験授業を受けて下さい。
(全ての授業を経験してもらうために、体験授業は1週間です)

ちなみに、昨日はto不定詞の形容詞的用法がターゲットです。
ここは、次のような導入で「本丸」を目指しました。

  • 名詞とは何か
  • 名詞の役割は何か(主語や目的語の発想)
  • 形容詞の役割は何か
  • 名詞句は何か
  • 前置修飾
  • 後置修飾

そして、中学校では普通は学ばない

  • He has no house to live in.(某高校入試問題)

という前置がつく用例も生徒は理解できました。
(もちろん、これからも繰り返し勉強し、深みを学びます)

私立難関校は、その生徒の真の力を見抜く問題になっています。
小手先のテクニックだけでは、学べません。

いたずらに演習量を増やして生徒にマイナスの負荷をかけるよりも、
考え方から理解することで、大学入試に繋がる学力をつけていくことが、
私たちのいちばんの狙いです。

2018.01.15

学力中堅の伸ばし方

センター試験終了。

昨年の9月に入塾した時にはウーンという点数しか取れなかった生徒が、
自己採点で137点を取っていたので、まずますと思うべきか。

教える側には、必ず「得手不得手」があるものです。
同じ脳外科でも脳溢血、脳梗塞、脳腫瘍などおそらくは、
医師によって「得意」がおそらく変わるのと同じです。

私がいちばん得意なのは、
中堅下~上(偏差値でいうと40過ぎ~55程度)の生徒を
中堅上~上位下(SS5560前後)に引き上げるサポートです。

私自身、まじめに勉強していた高校生ではなかったので、
どこで引っかかるのかが、どこが分かっていないのかが皮膚感覚で分かります。
何が必要なのか、も分かります。
おそらく、この感覚が分かる人が少ない。

一方、この4月からSアカデミーで勤務するK先生は、
上位の生徒さんを伸ばすのが上手です。
おそらく私よりも、よっぽど上手。
彼が上位を教えれば、生徒は伸びていく。
彼には、私が持っていない感覚、とくに物事に対するこだわりがあります。

これが、すごい。大切。

きっと私は上位の生徒は彼ほどは伸ばせない。

一方、こだわりがあると、中堅の生徒はなかなか伸ばしにくい。

ここに、中堅の生徒を伸ばすコツの秘密があります。

Sアカデミーはこの4月から、
中学生だけではなく、高校生にもシフトをしていきます。

集団授業で英語の力を伸ばし、
数学や物化生古典は個別指導で伸ばし、
社会や現代文は自分で勉強していく。

現代文は、適切な日本語を要約させるのがベストなのでしょうか。

2018.01.03

100万円と5,000円のワインの差

世の中には、
そのことに深く関係していなければ、たいした差ではないが、
関係している人にとっては大きな差があります。

年末のテレビ番組の超高級ワインと高級ワインの差。
日頃から美味しいワインを楽しんでいる人にとってさえ、
分かりにくいものでした。

陸上の100mも同じかもしれません。
桐生選手が10.00を切りましたが、
数字に表れるとその差が実感として分かりますが、
走りを見たところで、9.98と10.20の違いが分かる人は
専門家にしか分からないでしょう。

日本酒も、
本物の吟醸なのか、付け香をしたものなのか。
絵画も、
本物なのか、贋作なのか。
車の運転も、
F1ドライバーなのか、大型2種のドライバーなのか。
英語だって、
TOEIC990なのか、900なのか。

プロ(関係者)にとっては、この大きな違いも、
一般的にはそれほど大きなものとは感じられない傾向があります。

その差の一般的な評価と、関係者の評価とでは、
大きく異なるものです。
そんなことを感じた2017年でしたが、
今年はその差を現実の差に少しでも落とし込んでいきたいと考える1月3日です。