Chief blog塾長ブログ

2018.01.24

保護者の方のご感想と体験授業のお誘い

Sアカデミーでいちばん勉強をしていた生徒さんが、
渋幕(渋谷教育学園幕張高等学校)に合格しました。
慶應女子も受ける予定だったのですが、渋幕が魅力的だったために、
そちらの受験は見送ることに。
「合格実績」としては残念ですが(笑)、
進路については本人が決めたことを最優先することが私たちの方針です。

その生徒さんのお父様からお礼のメールをいただきました。
お父様のご了解を得た上で、一部をご紹介します。

 

入塾させていただいた4月の段階では90%のエネルギーを部活に費やす様な生活でしたし、時間的にも難関私立には
間に合わないと考えておりました。正直に申し上げると、そういった背景もありましたので、娘がSアカデミーに
入塾したいと希望した際には敢えて大手の塾を勧めませんでした。

 貴塾の授業の内容が適切であったことは言うまでもないのでしょうが、毎日の自習の環境を整えて頂き、
夜遅くまで熱心に質問に答えていただけたことで、娘は日々の勉強を苦痛と思わずに続けられたのだと思います。
望外の渋幕合格を得られた日に、普通に通塾し自習して帰ってきた娘を見て、合格以上の喜びを感じる事ができました。
それもこれも、組田先生や講師の皆様の情熱と暖かいご指導によるものと家内ともども感謝しております。

繰り返しになりますが、本当にどうもありがとうございました。
彼女は本当によく自分で勉強をしています。
日曜日は教室が開く10時にやってきて、閉める18時までおりました。
本当に立派です。
私たちには大手塾のような「ブランド名」はありません。
ただ、大手塾には劣らないというか、圧倒的に勝っていると自負しているのが、
授業力です。
私以外の全ての講師は、どの教科にも対応できます。(私以外、です;笑)
授業は21時30分に終わりますが、その後11時近くまで質問タイムというか、「ミニ授業」がある日もあります。

確かに名前が知られているところは、安心感があります。
同じコーヒーでも、大手のインスタントコーヒーは妙な安心感があります(笑)

私たちは大手ではありませんが、
こだわりの喫茶店のコーヒーです。
豆にこだわるだけではなく、淹れ方の技術も圧倒的な技術があります。

今の中学校2年生のクラスは、
地元の公立中学校からだけではなく、私立の生徒さんもいます。
昨日、体験授業に来た国立の生徒さんも
「すごく分かりやすかった」といって帰りました。

現在の中学校2年生で、
自分の能力をもっと高めたいと思うお子さんがいれば、
ぜひとも体験授業を受けて下さい。
(全ての授業を経験してもらうために、体験授業は1週間です)

ちなみに、昨日はto不定詞の形容詞的用法がターゲットです。
ここは、次のような導入で「本丸」を目指しました。

  • 名詞とは何か
  • 名詞の役割は何か(主語や目的語の発想)
  • 形容詞の役割は何か
  • 名詞句は何か
  • 前置修飾
  • 後置修飾

そして、中学校では普通は学ばない

  • He has no house to live in.(某高校入試問題)

という前置がつく用例も生徒は理解できました。
(もちろん、これからも繰り返し勉強し、深みを学びます)

私立難関校は、その生徒の真の力を見抜く問題になっています。
小手先のテクニックだけでは、学べません。

いたずらに演習量を増やして生徒にマイナスの負荷をかけるよりも、
考え方から理解することで、大学入試に繋がる学力をつけていくことが、
私たちのいちばんの狙いです。

2018.01.15

学力中堅の伸ばし方

センター試験終了。

昨年の9月に入塾した時にはウーンという点数しか取れなかった生徒が、
自己採点で137点を取っていたので、まずますと思うべきか。

教える側には、必ず「得手不得手」があるものです。
同じ脳外科でも脳溢血、脳梗塞、脳腫瘍などおそらくは、
医師によって「得意」がおそらく変わるのと同じです。

私がいちばん得意なのは、
中堅下~上(偏差値でいうと40過ぎ~55程度)の生徒を
中堅上~上位下(SS5560前後)に引き上げるサポートです。

私自身、まじめに勉強していた高校生ではなかったので、
どこで引っかかるのかが、どこが分かっていないのかが皮膚感覚で分かります。
何が必要なのか、も分かります。
おそらく、この感覚が分かる人が少ない。

一方、この4月からSアカデミーで勤務するK先生は、
上位の生徒さんを伸ばすのが上手です。
おそらく私よりも、よっぽど上手。
彼が上位を教えれば、生徒は伸びていく。
彼には、私が持っていない感覚、とくに物事に対するこだわりがあります。

これが、すごい。大切。

きっと私は上位の生徒は彼ほどは伸ばせない。

一方、こだわりがあると、中堅の生徒はなかなか伸ばしにくい。

ここに、中堅の生徒を伸ばすコツの秘密があります。

Sアカデミーはこの4月から、
中学生だけではなく、高校生にもシフトをしていきます。

集団授業で英語の力を伸ばし、
数学や物化生古典は個別指導で伸ばし、
社会や現代文は自分で勉強していく。

現代文は、適切な日本語を要約させるのがベストなのでしょうか。

2018.01.03

100万円と5,000円のワインの差

世の中には、
そのことに深く関係していなければ、たいした差ではないが、
関係している人にとっては大きな差があります。

年末のテレビ番組の超高級ワインと高級ワインの差。
日頃から美味しいワインを楽しんでいる人にとってさえ、
分かりにくいものでした。

陸上の100mも同じかもしれません。
桐生選手が10.00を切りましたが、
数字に表れるとその差が実感として分かりますが、
走りを見たところで、9.98と10.20の違いが分かる人は
専門家にしか分からないでしょう。

日本酒も、
本物の吟醸なのか、付け香をしたものなのか。
絵画も、
本物なのか、贋作なのか。
車の運転も、
F1ドライバーなのか、大型2種のドライバーなのか。
英語だって、
TOEIC990なのか、900なのか。

プロ(関係者)にとっては、この大きな違いも、
一般的にはそれほど大きなものとは感じられない傾向があります。

その差の一般的な評価と、関係者の評価とでは、
大きく異なるものです。
そんなことを感じた2017年でしたが、
今年はその差を現実の差に少しでも落とし込んでいきたいと考える1月3日です。