塾長ブログ

2018.03.30

苦手な英語を乗り越える方法

英語にコンプレックスを持っている生徒、
それは偏差値の高低はあまり関係ないのだけど、
彼らの英語学習をいちばん妨げているのは、
学習に対するネガティブな気持ちです。

これは理屈ではありません。

だから説得できません。

 

唯一の解決方法は、

「あ、自分にもできる!」と思えることです。

これは授業で行うしかありません。

このきっかけ作りが授業です。
だから、授業の準備は大切にして、
生徒の顔や姿勢を見ながら授業を進めていく必要があるんですよね。

その先には、生徒が自分で学習を重ねていこうとする
覚悟が必要なんですが。

2018.03.27

『英文法基礎10題ドリル』&田中先生がお見えになります!

今年、高校生講座を始めました。
Sアカデミーのエース川上先生は早慶上智を目指すSコース、
私はお得意の中堅の生徒を伸ばしてMARCHを目指すMコース、
そして国語は、古典のマジシャン出浦先生。

MARCHを目指すといっても、
ご存じのようにここ数年は合格者減により、難しい。
短期間で学力をつけるためには、
生徒の勉強量を確保するだけではなく、
質の高い教材を使うことも必要です。

そこで選んだのが、駿台の田中健一先生の新著
『英文法基礎10題ドリル』。
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目次を見ると、その工夫がよく分かります。
(生意気な言い方で申し訳ないです)

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中堅の生徒にとって復習は大切だけれども、
なかなか自分で復習をしてくれません。
これはこれで大きな問題なのですが、
『英文法基礎10題ドリル』の第1章では、
文型の考え方についての復習と、
新規文法事項の学習とが、同時にできるように工夫されています。

特に第10講の受動態では、
文型に加え、
熟語(田中先生の苦渋の選択だろうなぁ)の考え方の復習にもなります。
(「考え方」の復習です、大切なことなので繰り返します)

中堅の学習者が独学でこの問題集を行う最大の関門は、
第1章の第1講から5講の「文型」でしょう。
ここを乗り越えられれば、「なるほど」の連続になります。

もう教材を作らなくなって久しいですが、
このような英文法基礎の本を完成させた田中先生に
ジェラシーを感じつつ、
心から敬意を感じております。
基礎英文法と表する、ほら、あの本や、世界一なんとかという本は、
英語力が低ければ、知性まで低いという意識で書かれているとしか
私には思えませんが、
田中先生の新著からは、学力を伸ばしたいという気持ちがひしひしと
伝わってくる一冊です。

その田中健一先生が、
Sアカデミーにお越しになります!

日時:4月11日(水) 19時より
場所:Sアカデミー(千葉市美浜区打瀬2-5 パティオス3番街1F)

ご興味のある方は、どうぞお越し下さい!
また、『英文法基礎10題ドリル』で英語の基礎を固めて、
1ランク、2ランク上の大学を目指したい高校生(浪人生)は、
ぜひともSアカデミーにお問い合わせ下さい!

2018.03.22

集団と個別のハイブリッド

「黒板がないと気合いが入らないんだよね」とは、
尊敬する国語の先生が話していました。
「質問に答えるときにも、紙に書くだけだと調子がでないんだよ(笑)」

この気持ち、分かる先生は多いでしょう。

ところで、個別指導と集団授業は何が違うのか、と前から思っていたのですが、
その答えがようやく分かってきました。
(って、勝手に思っているだけかもしれないけど)

いちばんの違いは情報量です。

個別指導がいちばん効果を発揮するのは、
生徒が分からないところを持ってきて、それに答える形式でしょう。
つまり、生徒が自律的学習者であり、学習を自分で行っていることが前提になります。
「分からないところをその場で聞ける」ということは大きなメリットです。

しかし、個別指導は新しいことを学ぶには、時間がかかります。
1対1ですから、
「もう一度、説明して下さい」と生徒に聞かれたり、
「ここの理解が不十分かな」と講師が考えたりしたら、
説明は繰り返されます。

一方、集団授業は、個々の理解に個別指導ほどのサポートはできませんが、
必要な情報を与えることができます。
(理解が不十分なまま先に進んでしまうのはこのためです)
ただ、受験に必要なルートを逆算して、授業を進める=情報量を与えて、
生徒を鍛えるのには適しています。

個別指導と集団授業の良さをそれぞれ取り入れた、
「ハイブリッド指導」がいちばん効果が高いのでしょうね。

ということで、来年度のSアカデミー高校講座は、
そんな「ハイブリッド指導」を行っていきます。

2018.03.12

浪人が決まった人へのメッセージ

「挫折をしたことがなく、成功していますよね」と先日の面談でいわれました。

確かにこの年でスーツを着ていると、
「挫折経験ゼロ」と思わたのかもしれません(笑)

思い起こしてみると自分の人生で、
第1志望に通ったのは中学校入試だけです、
しかもこれは、自分の意思で受けたわけではありませんでした。

大学入試は挫折だけです(笑)
ちなみに、現役の時は全て不合格→浪人しています。

浪人の時の状況をば。

(Ⅰ)A大学(滑り止めの滑り止め)では入試の当日に
「合否不合格連絡詐欺」に引っかかり、
「落ちていました!」との電話がかかってくる。
→悔しくて寝られないまま、B大学(滑り止め)入試に向かう
(Ⅱ)B大学の試験はうまくいったのだが、帰ってくると
A大学から合格通知(笑)
(Ⅲ)B大学の別の学部(滑り止め)の試験の時に、マークシートが
縦書きではなく横書きだということに途中で気づく(O_O)
→B大学は両方とも不合格
(Ⅳ)私立では行きたいなぁと思っていたC大学に不合格
(Ⅴ)近所のオヤジさんに「山形には知り合いがいるから、
受験するならホニャララ(自主規制)してもらえるよ」
といわれて、山形に行く(合格)
(Ⅵ)国立D大学は不合格

大学は全て経済法学系を目指していたのですが、なぜか山形だけ教育学部です。
教師になりたかったわけではありません。
まぁ、ホニャララ(自主規制)のために行っただけですから(笑)

不本意入学だったし、英語(教育)には興味もなかったので
大学時代には、ずっっっっとアルバイト生活を続けます。
夜のアルバイトが中心で、当時のバブリーな居酒屋(?)で働いていたこともあり、
そこでいろいろな人を見ることになります。
証券会社・医者・テレビ局・新聞記者・公務員などなど
いろいろなお客さんが来ていました。
若かりし当時はバリバリ左派だったので、
「新聞記者になりたい!」と思っていましたね。

ところが大学3年の後期に
たまたまバイトをした塾で教えた生徒の英語の力が伸び、
「先生に会えて良かった!」といわれしまいました(笑)
そこで、教師を目指そうと思い、千葉大学大学院へ進学(実家に近かった)。

人生って、どこで何が起こるかわからない。
当時の中学生のひと言が私の人生を大きく変えたのです。

母校から大学院生の時に、
非常勤講師として働かないかと誘われたものの、
私立高校にありがちなゴチャゴチャ(自主規制)が発生し、
3月末に勤務先が「姉妹校」に変更になる。
この経験で「私立はイヤだ」という思いと、
大学院で学んだ「英文学研究って楽しい!」と思いが重なり、
M2の最初にイギリスの某大学へ留学をトライする。

TOEFLはなんとかクリアした後、
留学のための奨学金を申し込むものの、
某団体の選考試験でアメリカという国について
面接官と議論(口論?)になり、
ペーパーテストはほぼできたんだけどなぁと思うのですが、不合格(笑)

たまたま申し込みをしていた教員採用試験を受験したところ、
大学院で大嫌いだった某先生が院生に読ませた文科省の答申
(彼が関わっていた)のタイトルだけが出て、
「この答申についてあなたの意見を書け」とあったこともあり、
なんとか採用試験に合格!
ストレートで合格したのは珍しかったようです(ってちょっと自慢w)

ということで、教師生活が始まりました。

経験的に分かったことは、
人生は第2希望だからといって悪いものじゃない、
そして人生にはなにひとつムダがないということかな。
よいことも、悪いことも、ムダにするもしないも、私たち次です。

この先は、またいつか機会があれば。

2018.03.06

公立高校(高校のみの私立高校)の数Ⅲ・物理化学が終わらない問題

公立高校の理系はなかなか進学が難しい。

カリキュラム上では
高校1年生 数学ⅠA
高校2年生 数学ⅡB
高校3年生 数学Ⅲ
となります。

ところが、実際には数学Ⅲが終わる公立高校は多くないようです、
理系入試では数学Ⅲが多く出題されるのも関わらず、です。

同じような問題が、
物理・化学にもあります。
最後まで終わらない。

たとえ終わったとしても、
高校3年生の冬になってからで、演習の時間がない。

その一方、私立の中高一貫校は違います。

中学校2年生までに中学校数学を完了します。
中学3年生 数学ⅠA
高校1年生 数学ⅡB
高校2年生 数学Ⅲ
高校3年生 演習

これでは、同じ土俵で受験をしろというのも、
なかなか厳しい。

だったら、予備校・学習塾でサポートができるかというと、
数Ⅲを学ぶためには数Ⅱが必要で、
数Ⅱを学ぶためには数Ⅰが必要になります。

いちばん現実的なことは、
高校2年生の秋から、
「数Ⅱの○○からはじめて、高3秋までに数Ⅲを終わらせる」と
することかなぁ。

妙案がどこかにないものかな。