Chief blog塾長ブログ

2019.03.13

生徒・講師・塾それぞれの役割

私がアナログなのかもしれませんが、「同じ目的を共有する」集団は強い。「同じ目的」というと少しヤバイ語感もありますが、塾・予備校という場所で限定するならば、「見る角度は違うけど、同じ目的」ということばがぴったりなのだと思います。

「生徒の視点」で考えれば、高校や大学に合格するということがいちばんの目的です。当然すぎるほどに当然だけど、「志望校を母校にする」というために勉強をしています。そのために、塾や予備校に通い、+αの学習をしています。

「講師の視点」は、生徒の努力が最大限になるようなサポートをすることです。生徒の努力が成果をあげるように次のようなことを考えます。

  • 生徒の学習は正しい努力で行われているか
  • 生徒の学習の進捗状況は適切か
  • 自分の授業が受講生に適切か
  • 生徒の理解度は適切か

「塾側の視点」は、「生徒と講師」の努力が最大値に近づくように環境を整えます。

  • 自習環境は適切か
  • 復習できる環境は適切か
  • 講師は生徒の学力を上げる力量があるか
  • 講師が生徒の学力を上げる環境(クラスサイズなど)は適切か

これらの結果、生徒の学力が伸びる環境ができます。

そして、受講生(特に高校生)に対しては次のように思考を考えてもらいます。

  • 「○○高校・大学に合格したい」はやめる。「合格します」という。そして、そのためには何が必要かを冷静に考えていく。

同じ方向を向くということは

  • 生徒「合格するために努力をする」
  • 講師「生徒の学力がつくようにサポート(リード)する」
  • 塾「環境を作る」

という3者の思いが合流した結果なのでしょうね。

Sアカデミーはこんな塾です。