2018.02.02
Sアカデミーの授業のちょっとしたヒミツを。
少人数クラスの良さというのは、
生徒の弱いところ、強いところを把握した上で、
授業ができるということです。
模試の結果で私たちが見るのは、
偏差値や○○%合格、という数字だけではありません。
どのポイントを間違えているか、という点です。
たとえば、10月の段階では、
古典と作文のできがあまりありませんでした。
そこで、国語の講師と話し合い、
11~12月にかけて、古典と作文を中心に授業を行いました。
その結果、1月の模試で、
国語の成績がかなり上がりました。
全体ではなく、個人のレベルでも行います。
本日、青山学院高校に合格した生徒さんは、
授業をしていると英語の理解はとてもできています。
しかし、なぜか駿台模試の成績が伸びません。
その一方、公立高校用の模試ではいい成績を出す。
彼女のウイークポイントは単語でした。
そこで、12月から始めたのがこちら。
「フレーズで覚える英単語1400」
http://www.amazon.co.jp/dp/4578221024
3週間ほどで完成させたところ、
「長文問題で分からない単語がほとんどなくなった」
と話していました。
少人数クラスのいいところは、
授業のしやすさだけではありません。
全体と、そして一人ひとりのウイークポイントに
気づけるということです。