Chief blog塾長ブログ

2018.11.09

動名詞の学習は復習のチャンス!

中学校2年生は動名詞の学習に入ります。
中学校2年生のこの時期からの学習と、大学入試を目指す高校2年生との学習には接点があるような気がします。というのも、中学校2年生のこの時期の英語の学びが、「なんとなく」であると、高校2年生の時期にその「つけ」が回ってくるからです。

「動名詞」から「to不定詞」の学習では、品詞の理解が大切になります。

名詞とは何? その役割は?
形容詞とは何? その役割は?
副詞とは何? その役割は?

ここを飛ばしてしまうと、高校に入ってから英語が苦手になります。
だから、中学校の時に理解する必要があります。

たとえば、
動名詞・to不定詞を「~すること」と覚え、
stop, enjoy, finish, give upなどの目的語には動名詞、
want, plan, refuseなどの目的語にはto不定詞と覚えるだけでは
不十分です。

だから、最初に動名詞の役割を理解するための練習が必要になります。

walk – walking

このような自動詞でも、

walk along the river – walking along the river

という練習に発展させます。

visit – visiting

他動詞をこのように練習するのではなく、

visit a friend – visiting a freind

visit a friend for dinner – visiting a friend for dinner

と、目的語もしっかりとつければ、
動名詞(to不定詞の名詞的用法)の学習を通じて、自動詞と他動詞との復習をすることができます。学習を後戻りさせることなく、復習ができるチャンスはそうそうありません。

その後に、この名詞句がSやOになることを学ぶことを通じて、語順の復習もできます。

急に英語学習が難しくなりますが、授業の進め方によっては挽回できる大きなチャンスにもなります。