Chief blog塾長ブログ

2017.12.30

英語と数学のシラバスは必要ない

この頃、「授業計画(シラバス)はないのですか?」とお問い合わせがあります。
ただ、Sアカデミーには

シラバスがない

のです。

もちろん、大まかなスケジュールはありますが、細かい日程、たとえば、
1/7に○○、1/14に××というものはありません。
誤解を恐れつついうならば、

細かいシラバスを作るのは素人

だからです。

生徒の理解度は、こちらの計画通りに深まってくれません。
スムーズすぎるほど進むこともあれば、
その逆に、なかなか進まないこともあります。
それなのに、シラバスにこだわってしまうと、
早く進められるところで足踏みをして、
理解不足の箇所をそのままにしてしまう可能性があるからです。

「しっかりとしたシラバスならば、そんなことはない!」

という否定する人もいるかもしれませんが、
そんな人は、授業が分かっていません。
生徒のバックグラウンドは一人ひとり違うのですから、
その生徒が複数になった集団の授業の進み具合を、年度当初に考えることなど不可能です。

分かるところはスピードを上げ、
分からないところは繰り返し、演習を増やしていく。

現在、中学校3年生の教材として、
『速読英単語必修編』を私たちは使っています。
全員が無試験で入った生徒ですが、
地元の打瀬中学校で学年10番以内が2名もいます。

しかし、シラバスはありません。

生徒の力を皮膚感覚で捉えることができて、
経験が豊富であれば、無理に学習塾がシラバスを作る必要はないと私は思います。
特に、英語と数学はそう思います。

2017.12.27

私たちは授業で勝負します

いろいろなところから言われます。

「どうして友だち紹介キャンペーンをしないんですか?」

確かに聞いてみると、大手と呼ばれるところは、
友だちを紹介すると
ディズニーチケットがもらえたり、クオカードがもらえたり、
講習費用が1/2になったりという、
フィットネスクラブが行っているキャンペーンです。

塾を始めたときに、
・特待生は作らない
・モノで生徒を集めない
と思っていましたが、即効性があるこのキャンペーンは魅力的です(笑)
だから、心がひかれないかと尋ねられれば、まぁ、そりゃねぇとなります(苦笑)。

ただ、やはり初心は貫徹します。

私たちのいちばんの「売り」は授業です。

だから、体験授業は最低でも1週間は通しで受けていただきます。
数学は良かったけど、入会してみたら、英語はダメだった、なんてことが
ないようにするためです。
1週間では判断がつかないというならば、
さらに1週間、体験して下さい。
Sアカデミーの勝負は授業なので、その勝負で判断していただきたいからです。

 

そんな私たちも、来春に中学校1年生になる生徒さんへの「体験授業」を行います。
ご興味のある方は、メールか電話でお申し込み下さい!
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2017.12.07

英語は語順

今週から本格的に始めた中学校2年生の復習講座。
Hello, my name is ~. とか、疑問文を作ってみよう!
などという、よくいわれる「復習」ではありません。

何にこだわるかといえば、「語順」です。
語順にこだわれば、品詞を意識するようになります。
名詞は「しり取り」で使えるグループ。
動詞は「Vする」となるもの。

英文の「おまけ」である「どこ」に his schoolは当てはまらないけど
in his schoolはあてはまる。
そこから、前置詞の後には名詞がくるというルールを引っ張ってきます。

否定文にしても、
「この文を否定文にしなさい」とはしません。
問いかけは、「何を否定しているの?」です。
主語? 動詞? 目的語? どこ? いつ?
そうすれば、動詞を否定していることが分かります。

いつもの語順シートと、オリジナルの基礎教材を使った授業の反応はよいようです。

2017.11.16

1・2年生の総復習を始めます

Sアカデミーのカリキュラムは、次の通りです。
(2年生)
12~3月 英語と数学を1年次より、総復習します。
3月~8月(9月)  英語と数学はここで全て完了です。理科と社会は1・2年次の総復習を行います。
8月の夏期講習から、国語の授業もスタートします。
9月~ 理社は2回目の学習を始めます。クラスによって使用教材は異なりますが、難易度を高くしつつ、公民の学習も始めます。数学と英語は、模試の結果を見ながら、弱点をつぶしていきます。2017年度は、英語が8月までにかなり伸びていたので、9月~11月は数学重視で勉強しました。その結果、数学が11月の模試では伸びています。
また、今年度は人数とスペースの関係で新クラスは作れませんでしたが、現2年生では難関私立クラスも作れるといいなぁと。2年生全体の人数は少ないものの、非常に楽しみな生徒が学習をしています。

(1年生)
12~3月 英語と数学を総復習します。2年次になると両教科とも抽象度が高くなるので、この時期にもう一度、やり直しをすることが大切だと私は思います。この時期からは、社会と理科の時間は減らし、国語は漢字を中心とします。英語と数学で点数が取ることが、高校入試を見据えたときに、いちばん有利です。

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2017.10.30

危機感煽れば塾屋が儲かる

先日、本社に保険関係の方がお見えになりました。
とても信頼している方からのご紹介なので、いろいろと話していると学習塾の話題に。

「実は、私の前職は○○という学習塾で小学生の会員を増やす担当をしていました。
その結果、私がいた教室では120名が200名まで増えました」

どうやって増やしたの?

「小学校3年生の子どもたちを集めて、難しいテストを受けさせます。
平均点が30点程度でしょうかね。
その裏番組で、保護者説明会で、中学校入試について話をして、
今の学校の勉強だけではなかなか難しいと伝えます」

ふむふむ。

「テスト終了後、理科の実験をします。
それを保護者には後ろから見学してもらいます。
理科の実験ですから、子どもたちは楽しそうに活動し、
それを見る保護者も満足な様子になります」

それで?

「その実験中に、テストの採点をして、
クロージングの時に点数だけ伝えます。
平均点が30点程度ですから、低い点数が出てくるわけです。
『学習診断を受けますか?』と伝えると、ほぼ全員が受けるといい、
学習診断を受けると、そのまま入会します。
こんな活動をして、小学生が200名まで増えたんですよね」

なんだかなぁ。

「私、そういうのがイヤになって、学習塾を辞めました。
友人で、△△にいるのも、塾内の派閥争いに疲れて辞めたし、
そこでは、大学生の講師が保護者面談で高校選びまでしているんですよ。
分からないみたいだけど、本当にそれでいいんですかね」

ネームバリューがあるというか、
県内で古くからある学習塾というか、
ブランディングが上手だというか、
大手はすごいね。

2017.10.26

誰得なの?

いま、一緒に働いているスタッフは現職だったときの卒業生です。
だから、2人の時には呼び方が「○○」(高校生の時の呼び方)、彼女は「組田先生」です。
昔の関係性はなかなか変わらないようです(苦笑)

学校から塾という業界に入ると、
それなりに驚くことが多くあります。

その1つが「営業」という発想です。

営業とは、
・生徒を集めていくこと
・やめないようにフォローしていくこと
といっても、過言ではありません。

「やめないようにフォロー」といっても、
中には「やめさせないようにする」に比重があまりにも偏っており、
それがフォロー?というのがあります。
その1つが、「生徒に非があるようにして、学習塾に保護者を依存させる」ことです。

私が見聞きしたのは次のこと。

・宿題(課題)を多く課して、やってこない生徒に対しては「この課題をやらないから成績が伸びない」という
・中学生に学習計画表をノートで作らせ、そのノートを書かない生徒には「書かないから成績が伸びない」という

両方の学習塾とも有名ですが、講師のレベルは低いですよ、間違いなく。ほとんどウーンというレベルの大学生ですから。

もちろん、
多くの課題に対応できる生徒
学習計画表を立てられる生徒
の成績はいいでしょうが、私が中学生だったら、どちらかでも完成させられる自信はありません(笑)

両方とも、天下の○○ですから、分母が大きいので、実績は出ています。
実績が出ているから、保護者は必死になります。
それが、生徒全体を分母で見ればごくわずかな「実績」だったとしても、
一定数の合格実績であったとしても、です。

○○は、課題を出さない生徒にオプション(追加授業)を与えます。
保護者はいちばん上のクラスに子どもを行かせるために必死ですし、
子どもはイヤイヤだけど、○○に通っている自分が好きなのかもしれません。

その結果、伸びる力を持っているのに、伸びきらない。

さて、こんな形で得をしたのはどこなんでしょうか?

「このオプションをとって勉強すれば上のクラスには入れますよ」といわれる保護者?
多くの課題を与えられ、それができなくても通い続ける生徒?
到達しがたい希望とオプションを保護者や生徒の目の前にぶらさげる有名学習塾の○○?

最終的に、いちばん傷つくのは誰なんでしょうね。
最終的に、いちばん得をするのはどこなんでしょうね。

私はこんなことをするくらいなら、学習塾をすぐにでも閉鎖します。

2017.10.11

祝・大学合格第1号!

この2ヶ月、生徒の成績が上昇しています。先日の模擬試験でも、400点を超える生徒が多数いました。

Sアカデミーの中3の後期は週7日、教室に来られます。自習の時にも講師はいますので、質問があればいつでも尋ねられます。
教員時代に「生徒を伸ばすなら、こういう環境が必要だ」と思ったことを形にしていますので、
理想的な学習環境が整備されいます。
そうすると、生徒が勉強するようになってくれます。すると、授業にも力が入る。
すると、生徒がさらに勉強する。

こんないい循環が回りつつあります。

昨日は、高校3年生のKさんが合格報告に来てくれました。

大妻女子大学へのAO受験での合格です。(今年は倍率が高いようでした)

AO受験はテクニックではなく、
これからの人生を俯瞰し、どのような人生を歩んでいきたいのか、
どのような生き方を自分は選ぶのかというアイデンティティを見つめ直し、
自分で全ての書類を書くことが大切です。
楽な方向に流されることなく、しっかりと準備をできた結果が、
今回の合格でした!

本当におめでとう!

 

2017.10.04

学習塾2.0

Sアカデミーは、「町の学習塾」ではありません。
いわゆる脱サラした人が始めた学習塾を目指しているわけでもないですし、
教員を希望していたけど、教員になれなかった人が就職する学習塾でもありません。

やる気のある生徒さんを
「この人が学習塾にいるの?」という講師が伸ばす学習塾です。

学力を伸ばすためには、

  1. 自分でシラバスを立てられ、適切に教授できる教科能力
  2. 生徒の気持ちに寄り添える能力
  3. 保護者の方との適切なコミュニケーション能力

という3つの力が必要です。ひとつでも足りなければ、うまくいきません。

逆にいうと、生徒が現在の状況に困っていて、
学習塾側にこの3つの力があれば、学力は伸ばしていけます。
20名以内の少人数授業なら、ほぼ100%です。

Sアカデミーは、
生徒に多くの教材や宿題を与えて分量を増やそうとする塾でもないですし、
本部からの指示通りに営業や授業をする塾でもありません。
そんな「町の学習塾」をするだけなら、学習塾は始めません。
ネームバリューで人が集まるような「張りぼて学習塾」でもありません。

教科指導・生徒指導・保護者対応の3拍子を兼ね備える

学習塾2.0

そんな学習塾です。

2017.09.27

平均点が82点!

自画自賛は照れくさいのでしないのですが、あまりにもうれしかったので、ブログに書きます。

その前に、Sアカデミーの特徴を書きますと、

  • 入塾テストがない
  • クラスはABの2クラス(学力別・基本的)
  • A(Advanced)が人数の13名、Basicクラスは7名で超少人数

多くの塾では、進学実績を出すためにか、勉強の得意な生徒を少人数で、平均~苦手な生徒は大人数の傾向があるでしょう。
Sアカデミーは人数が少ないので、平均~得意な生徒はA、苦手な生徒はBとしているため、
Aの方が多い人数となっています。(といっても、13名)

9月17日(日)に行われたS模擬で、Aの生徒の英語の平均点が82点でした。90点台は前回よりも減り4名でしたが、
100点を取った生徒がでました!

Aクラスの英語の平均点は82点(偏差値64!)です。

いちばんうれしいのは、生徒が満足していないこと。もっと上を目指しています。

ちなみに、満点をとってもおかしくない生徒は、現在7名。
満点を取ることは、模試ではなかなか難しいですが、チャンスがあるのだから目指してもらいたいものです。

Sアカデミーは、生徒が勉強するようになる学習塾になりました!

2017.08.23

Sアカデミーがオープンして1年が経ちました

早いものでSアカデミーを開設して1年間が経ちました。
ずいぶんと当初から変わってきました。

当初は「学習塾」というカテゴリーで考えていたのですが、
徐々に「自分のイメージしていた(過去形)学校のあり方」に近づいてきました。

生徒のことを励まし、保護者の方とできるだけ多く面談をし、
より高い地点に到達できるように励ませています。

面倒見がいいだけなら、近所のおじさんでもできます。
私たちはそれに加えて、学力を伸ばしていける、
高い指導力を持った講師がいます。

さて、Sアカデミーは9月より小学校56年生対象の
「算数道場」をオープンします。
体験授業:(小5) 9月12日(火) 17:30~18:30
(小6) 9月14日(木) 17:30~18:30
説 明 会: 18:30 – 19:00(体験授業の後)
場   所: Sアカデミー第1教室(パテイオス3番街1F)
定   員: 10名

中学生2年生も後期講座が始まります!
<体験授業と説明会>
体験授業:(英語)9月12日(火) 19:15~20:15
(数学)9月14日(木) 19:15~20:15
説 明 会 : 9月16日(土) 19:00~20:00
場        所 : Sアカデミー第1教室(パテイオス3番街1F)

2017.07.29

迷宮

長時間残業をしても残業代がかからず、専門でないものも一生懸命やり、研修は自費ですませ、休暇もたいして取らない。そんな夢のような労働者がいれば、ぜひとも採用したいと考える事業者は少なくないでしょう。どんな困難な状況でも、「仕事のため」という魔法の5文字でなんでもこなしてくれる、とはありがたいことです。しかも、若者の希望者は後を絶たないという夢のような状況です。

そもそも論なんだけど、「学校の先生」が労働者か聖職者かなんていう議論は脇に置いておいて、「学校の先生」は労働基準法などの法律に当てはまる仕事なんだろうか、とも思います。もっといえば、「学校」の本来の姿を法律・社会のシステムに当てはめようとするところに問題があるのではないかなぁ、と。ちょっと前までは「学校の先生」、そして今は「事業者」であるからか、そんな思いを持ちます。

前提なんだけど、学校の役割は、「子ども(自動・生徒・学生)の成長のサポート」ですよね。モノを売るわけでもなければ、何かを作るわけでもない。だから、その成果がなかなか見えない。もちろん、学力が伸びた、非行が減った、ほらー、俺の○○はすごいんだぞぉ!という、かつての私がそうだったような子どもっぽい「無理やり数値化」自慢がいたるところでなされていますよ。でもさ、そんな学校はぜんたいのごくごく一部で、違う学校だっていくらだってあるわけですよ。学力が高いけど、学級崩壊していたり、盗みが多かったり、いじめがあったり、なんていう「負の側面」を持っていても、クローズアップされないですよね。ほら、甲子園を目指す強豪校だって、ホニャララ・・・(以下自粛)。

それに、児童・生徒・学生の成長は数値化できないし、答えがすぐに出てくるわけでもありません。

「人生のゴールは死である。だから死を見つめることで人生は豊かになる」と河合隼雄氏が著書でよく書いておられるけど、それを読んでいた20代の時にはよく分からなかったけど、40代になるとすごくそれが分かる。「北斗の拳」だって、10代の時の楽しみと、40代の時の読みとでは、全く違う。人生の経験を積めば積むほど、分からなくなることも多い。許せることも増えてくる。成長すれば、本人の物差しは変わってきます。

「成長」ということばは分かるような、分からないような単語です。「生徒の成長」とはいうけれど、「どのように成長するか」は聞かれないし、答えがない。宗教者を目指す成長と、政治家を目指す成長、そしてアウトサイダーを目指す成長は、ぜんぜん違うわけです。職業が「立派」だとしたって、奥さんや彼女に暴力を振るったり、相手のお金を使い込んだりするような、カス男だっていくらだっているようです(これ、男はよく知らないケースが多いですよね)。

持っている力が10だとすれば、その10をエゴグラムの要素にどのように当てはめていきたいか。成長とは、持っている力を10→11にすることだけど、増えた1をどのように使うかは、本人次第になってくる。

長々と書いたけど、学校の役割という「子どもの成長のサポート」は、数値化なんてできないわけです。「成果」が数値化できないし、職業上の課題解決の答えがない、という珍しい仕事なんです。そして、答えがないということは、「模範解答」がないことでもあり、Aさんには不正解でも、Bさんには正解だったり、します。

その一方で、答えがない、ゴールがないから、負の側面が生まれてしまいます。たとえば、テキトーに働いてもなんとか組織は回っていきます。

だから、管理者は管理しようとするけど、管理するための物差しがないわけです。だから、管理者の人間性で、管理するしかないという、よくわからない管理方法しかないし、管理方法がなければ、法律に当てはめることもできません。そのため、「人となり」「本人次第」というゴールが必然となります。

「事業者」としての立場でいうならば、模範解答のない「成果」を上げる、ということはやりたくないですよね。

学校には「合理的非合理」がいくらでもあります。たとえば、勤務時間中に外出をする人もいるし、昼食を食べることもあるし、雑談もする。
しかし、それは勤務時間で帰れないから余裕を見つけて銀行などへ外出する必要があったり、昼休みには打ち合わせや生徒指導があるから昼食を事前に済ませたり、生徒理解のために雑談だって必要になってきます。すべて規制したら、生徒も教員も学校も困ってしまいます。(誰も幸せになれない)

模範解答のない答えを探せない矛盾の原因を、「合理的非合理」の「非合理」にのみ答えを探そうとするようでは、どこかおかしくないですか。

 

どうすればいいのか? その答えもないですけど、その答えのベースとなるのは、その先生の哲学です。(やっぱり答えがない)

学力を伸ばすことに重きを置く先生もいれば、自分なりの生き方を大切にする先生もいるし、部活動を通じて生徒の成長を願う先生もいるでしょう。答えがないからこそ、学校の先生は多様な人材が必要で、その多様性をまとめるのは、法律やルールではなく、トップの人となりです。

結局は、答えがないという結論となります(笑)

2017.06.28

隗(社会福祉法人)より始めよ

約1年ほど前まで、とある自治体の「自立支援協議会」のメンバーとして、障がい者の就労について話し合う機会を持っていました。私は、障がい者雇用をしている民間企業としての位置づけです。ちなみに零細企業なので法的な義務はありませんが、弊社は障がい者雇用はしています。また私の理想は、障がいを持っている人が、いわゆる「健常者」と一緒の働くことです。ただ、多くの大企業が行っているように、特例子会社を作り、障がい者の人が、「指導員」と働くことも現実的には仕方がないと思っています。

会議で、とある委員の方からこんな発言がありました。

  • 民間企業は、事務職としてもっと障がい者雇用に積極的になるべきだ。

 

ふむふむ、なるほど。どうしても障がい者雇用は現業職が多くなったり、特例子会社で雇用したり、ということに憤りを感じているのは、さすが社会福祉法人の方だと思い、次のような提案をしました。

  • 社会福祉法人で、障がい者の事務採用をしたらどうでしょうか?

 

これは相手にされなかったなぁ(苦笑)

社会福祉法人は、とても守られている法人です。社会福祉なのですから、当然なのかもしれませんが、まずは社会福祉法人から障がい者雇用に積極的になったらどうかなぁと私は思いますが、どうなんでしょうね。書きたいことはたくさんありますが、後は大人の読み方をなさって下さい。

2017.06.20

ピーマンは好きですか?

小さいときにキライだったピーマン。今では、キライではなくなりました。

どうしてピーマンは食べられるようになったの?

どうして? 理由を聞かれても、よく分かりません(苦笑)
それでも、「どうして」と尋ねられたら、
「ピーマンの苦みが美味しく感じられるようになりました」
「食感が美味しく感じられるようになりました」
というしかありませんが、それは「とってつけた」理由です。

 

これは、不登校の生徒にとっても同じことのようです。

「どうして学校に行けないの?」といわれても、本人たちはその理由さえ分からない。

しつこく尋ねられるから、いろいろな理由を答えます。
・友だち関係
・先生との関係
・親との関係
もちろん、その中には「事実」もあるでしょうが、「真実」ではないことが多かった気がします。
本人たちにさえ、その理由は明確ではないのですから。

いちばん大切なことは理由を明らかにしようとするのではなく、
学校に行けない生徒をどうやって大人が支援するか、ということではないでしょうか。

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写真は、子どもへのお弁当、ピーマンの肉詰めです。

肉が取れないようにするため、
小麦粉をピーマンにつけたり、
ピーマンの種を取らなかったりするんですよね。
いろんな方法があります。

不登校のお子さんへのサポートもいろいろな方法がありますが、
いちばんは、その子の居場所を作りつつ、学力をサポートすることだと私は思います。

ピーマンが食べられるようになるまで、
待つことも必要です。

2017.06.16

教育が投資だとは思いません

本日のブログは、書いては消して、書いては消しての連続です。

 

親の子どもに対するいちばんの仕事のご紹介です。

  • 子どもの自立的な成長を待つこと

一緒に遊ぶし、サポートもするし、もちろん大切にするけれど、その「結果」は期待しない。

 

親の時間的・経済的に子どもにかける時間や費用は、リターンを求める投資ではないと私は思います。

2017.05.26

授業の延長線上に大学入試はあるハズなんですよね

いくつかの高校の進路部に営業に伺いました。アクティブラーニングクラスの捉え方が各学校(対応した先生?)によってまちまちなのが、とても興味深いんです。

とある高校では、「大学入試までのルート(シラバス)をしっかりと示してあげないと、うちの生徒は勉強ができないんです」といわれました。今の時期にはこれをやり、その後はこれをやり、そして入試直前にはこれをやる、という「お膳立て」学習が必要とのことです。

なるほどなぁ。至れり尽くせりが必要ということらしい。そこの学校の内情はよく分からないのですが、「偏差値60」を超えていても、必要なのでしょうか。

 

うん?ちょっと待てよ。

 

そこの学校では、どんな授業をしているんだろうか?

 

2017.05.24

中学校1年生の新クラス体験授業のお知らせ

Sアカデミーでは、現在の中学校1年生の新クラスを作ります。
一流の先生のもとで、学力を伸ばしませんか?

<体験授業>
5月30日(火)
19時15分~ 数学と英語(時間帯は多少、早まる可能性があります)
保護者説明会は21:30より10分程度あります。

お問い合わせ・お申し込み先
info☆s-academy.net(☆を@に変えて下さい)
電話(043-306-9241)

 

2017.04.20

学校と塾との授業の違い

いちばん大きい違いは、授業の長さと回数。当然といえば当然なのですが、野球でいうならば先発と抑えのような違いです。

学校で授業をしていたときには、50分という枠組み、かつ、40人という大人数(?)授業(学習意欲の高い生徒低い生徒)、しかも進め方も自分1人ではできずに、周りと進度をあわせながら進めていました。ただ、週4回程度の授業があることは良かったですよね。

一方塾は、英語は週1回のみです。授業時間が2時間30分であり、Sアカデミーは15名までの少人数です。

こんな違いを考えて、いままで授業を組み立ててきましたが、生徒にとって効果のある「違いを生む塾の授業」とは、ちょっと違うんですよね。

 

この頃、学校で教えていたとき以上に、文法をがっちりと勉強させることになりました。ちょうど、グラマーのような授業です。

名詞ってなに? 動詞ってなに? 形容詞は? 副詞は? この4つを「語順」の発想で説明していきます。これが分からなければ、不定詞の名詞的用法や形容詞的用法、副詞的用法って分からないですよね。分からないから、「名詞的用法は『~すること』、形容詞的用法は『~するための』、副詞的用法は『~するために』という意味だ」と覚えてしまいます。これでは、数学の公式を公式として暗記せよ、といっているのと同じです。

現在形って何? 現在進行形ってどういうこと?

後置修飾の発想を持てれば、不定詞の形容詞的用法や、「前置詞句」の後置修飾、分詞や関係詞など説明がつきます。

こんなことは、当然の発想なんでしょうが、「英語の授業は英語で」とか、コミュニカティブな授業を学校でしていると、こういう文法的な部分が抜け落ちているようです。

つまり、学校の授業は自分の授業をセンターに考えいいのですが、学習塾の授業は、学校の授業で抜けている箇所をサポートしていく必要があるようです。

もちろんですが、want to ~を「~したい」と覚えたり、~er than …を「…よりも~」のように、参考書に書いてあるように「公式」としてなぞるように教えるのではなく、生徒が理解できることを信じ、そして理解できるように、本質から教えていくということが、大切なんでしょうね。

「アウトプット」としての過去問題を行うことも大切ですが、「幹」となるべきものがないのに、過去問題を多く繰り返して生徒に学力をつけさせても、その問題から「幹」を見つけられる生徒は多くないと思うんですけど、どうなんでしょうか。

2017.04.11

先生の学力と生徒の学力アップの関係

「先生の学力と生徒の学力には関係があるか」という新聞報道について、寺沢先生がおもしろい記事を書いています。

「文科省調査で判明…“英語達者”教師で生徒が伸びないワケ」という記事について(寺沢拓敬)

結論的には、教師が自分が英語をどのように理解しているかというメタ認知を元に授業ができているか(寺沢先生はこれを「生徒視点」と呼んでいる)ということにつきるでしょう。もちろん、先生の学力が高い=英語理解の深度が深ければ深いほど、しっかりとしたメタ認知を持った授業をしていれば、授業も深みが出てきます。低ければ低い部分しか見えないし、高ければ高みも見られます(メタ認知と生徒への愛情があれば、です)。

その上で、教える技術が大切になります。

・音読
・過去問

これらは、点数を取る上で大切だとは分かります。でも、音読するための準備や音読をしていくコツが分からなければ、その意義も小さくなります。

過去問をいくら行ったところで、過去問のための「準備」がなければ、あまり意味もないでしょう。

結局は、受験までの残り期間を逆算して、その期間をどのように最大限に使うかというシラバス能力と、
その期間を有意義に使うための教える技術が生徒に最大限の利益になるということなのでしょうね。