Chief blog塾長ブログ

2023.02.27

高校受験は通過点。最後まで走り続けたことは誇りです。

高校受験も合否の発表を待つだけになりました。毎年感じることですが、本当に最後まで勉強を続けられた中学3年生に心から敬意を表します。人生は、頑張ったから成果が現れるわけではなく、努力は成功する可能性が高くするだけです。当然ながら、いくら努力しても失敗することもありますし、たいした努力もなしに成功することもあります。だから、結果に一喜一憂することなく、最後まで走り続けたことを誇りに持ってもらいたいものです。

人間万事塞翁が馬。その結果が希望通りでなくてもそれで人生が詰むわけでもないし、うまくいったからといって幸せになれるものでもありません。人生の天気は変わりやすく、何がどう変わるかなんてだれにも分かりません。

次は大学受験。高校受験は通過点にすぎません。一休みして、また学ぶときが始まります。

保護者の方も分かっていると思うんですよね。高校受験で子どもの人生の幸不幸が決まるわけではないし、出身大学で決まるわけでもない。誰もがうらやむ大企業に勤めたから人生が充実すると限らないし、社会的地位が幸せと一致することではないということを、大人は分かっています。中学生の皆さんには実感しにくいことでしょうが、人生とは単純なものではありません。

いちばんの幸せは、「自分は生きてきて良かったな」と年を重ねたときに思えるときです。死ぬ間際にそう思えたら最高ですよね。だからこそ、何かを最後までやり続けることは人生を充実させるので尊いことです。

2023.02.25

GMARCH合格率194%!(2023/02/25現在)

2023/02/25現在で、報告が来ている数字です。今年は高校3年生が少ないために、大学合格が弱いかなと不安だったのですが、「合格しました!」という報告だけです。

  • 上智大学 3名
  • 東京理科大学 2名
  • 明治大学 8名
  • 青山学院大学 2名
  • 立教大学 6名
  • 中央大学 3名
  • 法政大学 3名
  • 学習院大学 4名
  • 関西大学 1名   (高3在籍18名)

GMARCH合格率194%です。

現在、Sアカデミーでは中学1年生から高校3年生を募集しています。高校2年生までは英語と数学に強く、高校3年生はそこに日本史・世界史が加わります。自分の人生は自分で決めて、切り拓きたいと思っている若者を募集しています。

2023.02.22

自習室が先か、合格が先か

私立文系では今年は90%以上が「合格しました!」という報告が上がってきています。もちろん、90%は「生徒の90%が合格』ではなく、「生徒が受験した大学の90%以上が合格」ということです。

近所の公立高校(というと、3つに絞られますが)でほぼ成績が最下位ながら青山と学習院に合格した生徒、その高校に高校受験で不合格のために「併願校」で3年間を過ごした生徒が学習院に、高校受験で最後の最後でひとつ上を目指した生徒が明治に、などほぼ全員が合格しています。現在の時点で、GMARCH合格率が120%を超えています。

理系は、数学を高校2年次にどれだけ準備をしたかで結果が異なります。3年次から受験勉強をスタートさせると厳しいですが、2年次から始めた生徒は上智や理科大など合格しています。特に公立高校に通う生徒は数学が私立高校(中高一貫校)に比べて弱い傾向があるので、学校の進度よりも先に先に進まないといい結果につながりません。

合格をした生徒の特徴は、「自習室を最大限に活用したこと」です。いつも自習室にいるなと思う生徒は良い結果が多いので、「学んだことを自分で復習する場所」は大切ですね。当塾が「分不相応」ともいえるほどの大きな自習室を準備しているのはそのためです。座席数も生徒数に対して十分にあるので、「自習室が混んでいて使えなかった」ということは、一度もありません。

自習室で自習することが合格のためには大切です。

2023年度の中高・既卒生を募集中です。

2023.02.06

「学校の先生の質が落ちましたよね!」という方へ

給与が下がり、締め付けが強まり、メディアから批判され、やるべき仕事が増える一方で、同僚の数が減っていけば、モチベーションも下がるだろうから、同じ人が先生をしていても「先生の質が落ちた」と感じるのは当然でしょう。

「スーパーマン」が現れて一瞬で解決できる問題ではありません。路線を変えたとしても、元通りになるには時間がかかるに違いありません。

2023.01.31

2023年度中学生の募集を開始しました

中学生の受講案内が完成しました。なぜ当塾では中学1年次に英語と数学を勉強するかという理由について紹介します。

 

Sアカデミーは、中学1年では、英語と数学のみを勉強します。これは、他教科に比べて英語と数学は積み重ねだからというのではなく、これからの世の中を生きる子どもたちにとって、次のような理由でこの2教科がきわめて大切だと思うからです。

<数学>
文明の発達は数学(物理)の発達によるものです。スマホで使われるGPS機能は、アインシュタインの相対性理論が使われていますし、測量では三角比が使われます。また、土木業で面積を計るときには「ヘロンの公式」を使います。このように私たちの現在の生活は、数学とは切っても切れません。大学で文系志望か理系志望かに関わらず、数学は現代人の教養として学ばなければいけない学問です。

<英語>
学習指導要領には次のように書いてあります。

  • グローバル化が急速に進展する中で,外国語によるコミュニケーション能力は,これまでのように一部の業種や職種だけでなく,生涯にわたる様々な場面で必要とされることが想定され,その能力の向上が課題となっている。

確かに、「機械翻訳」は便利です。DeepLというアプリを使うと、どんな難しい日本語もきれいな英語にしてくれます。しかし、対面でのコミュニケーションという相手の体温が感じられる場では、自分の気持ちを自分の言葉で伝えることが大切になります。そのために英語を学び、自分の主張を英語で話し・書き、相手の主張を英語で読み・聞くということを学習初期から学べるようにします。

 

体験授業も2月に準備しています。ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください!

<授業日程>

(1学期)英語(火)19:00-19:50(A)   数学(日)18:00-19:20(B)  授業料 9,900円/月
(2学期)英語(火)18:30-19:50(A)   数学(金)19:00-20:20(B)  授業料 13,800円/月

2023.01.14

中学生の新規募集を開始しました!

当塾では、「自分の人生は自分で決めて、責任を持って歩んでいく」という教育理念があります。自分で人生を決めるためには、「学力」と「教養=他者に対する思いやり」の2つが必要だと考えます。

当塾は、揺るぎのない基礎学力を目指します。「ハードルを高くすれば高く飛べる」とならないのと同じように、いたずらに難しい問題を重ねても学力が上がるとは限りません。実際、高校に入り英語と数学について行けない生徒が多いのは、偏差値の高い学校でよく見られます。基本をしっかりと行うことで、自然と難しい問題に取り組めるようになります。

定期テスト対策も行いません。「対策」で点数を取れたとしてもそれは実力ではありません。どんな問題にも対応できるように実力をつけていくことが大切ですし、中学生の時から「対策」を求めるような学び方は学びの本質だと私たちは思いません。

受験では結果も大切ですが、それ以上に「最後までやり抜く」ことが重要だと考えます。受験は運で左右されることがありますが、誰しもが最後までやり抜くことはできます。最後まで手を抜かずに受験に立ち向かうという経験は、お子さまの人生にとってプラスになるものです。

「教養=他者に対する思いやり」の教え方は私にはよくわかりませんが、私たち自身の行動で示しているつもりです。当塾は、明るい雰囲気です。来た人なら分かると思いますが、学生チューターと学生講師は全員が卒塾生ですし、とにかく明るい。塾をもり立てくれるのも学生スタッフで、講師ブログを書いてくれたり、インスタを書いてくれたり、フライヤーを作ってくれたり、受講案内も書いてくれたりします。中学生の質問対応もしれくれたり、英語の課題のチェックもしてくれます。Sアカデミーの雰囲気を作ってくれているのは、卒塾生のスタッフであり、その温かさと優しさが私たちの誇りですし、この雰囲気が他者に対する思いやりを涵養してくれると私は信じて疑いません。

まだ出来上がり8年の学習塾なので、大手のような知名度はありませんが、暖かくアットホームですが、学びには妥協のない学習塾です。

2023.01.12

体験授業が始まります

1月30日(月)~2月4日(土)まで新高校2・3年生を対象とした体験授業を行います。Sアカデミーの【売り】は2つで、1つは充実した自習室、もうひとつは「一流の講師」です。

自習室は簡単です。生徒数の40%以上の自習机があります。一台一台にパーティションがあり、自習室は早朝から21:30まで開いています。「自習しに来たけど、机がなかった」ということは昨年度と今年度は一度もありません。

ふたつ目に「一流の講師」です。「一流の講師」とは「知名度のある講師」だと私は思いません。しっかりと教材研究をして、「自分の力を伸ばしたい」と思う生徒に寄り添うことのできる講師が私は「一流の講師」だと思っています。「授業力」=「教材研究」×「生徒に寄り添う姿勢」だと私は考えますし、どちらかが低くても授業力は低くなるんですよね。

Sアカデミーに合わない生徒は次のタイプです。

・大手だと安心できる
・自分の名前を覚えていない先生でもいい
・twitterなどSNSでフォローワーが多い先生がいい
・単語テストなどの小テストは必要ない
・自習室が一杯で使えなくてもそれほど気にしない

Sアカデミーで学んでほしい高校生は次のタイプです。

・スケールではなく、実態で選びたい
・自分の名前だけでなく、学力の進捗状況など理解してくれる先生がいい
・知名度よりも、自分の質問を受け入れてくれる先生がいい
・単語テストなど、学ぶペースをサポートしてほしい
・自習室は大いに活用したい

子どもの数がさらに減っていく時代だからこそ、ビデオ授業を否定するつもりはありません。講師が行けないような場所で学びたい生徒も多くいることも理解しています。ただ、Sアカデミーは対面授業にもこだわりたい。対面授業とは、講師が生徒の名前と顔を覚え、勉強に対しても質問を気軽にできる授業のことだと私は思っています。

少し長くなりましたが、体験授業の日程はこちらにあります。

新高校2・3年生のための体験授業

 

2023.01.09

Sアカデミーってどんなところ?

卒塾生や「卒学生講師」ですね。チューターとして働いていたり、学生講師になってくれていたり、正月に遊びに来てくれたり。本当に彼らがSアカデミーの財産です。この冬に久しぶりに顔を出してくれた人、成人式の晴れ着を見せに来てくれた人、ありがたいことでした。

Sアカデミーは卒塾生や元学生講師が遊びに来る塾です。

2023.01.05

卒塾生・「卒講師」

教員の時も、塾業界に入ってからも、「卒業」をした若者が顔を出してくれるのはうれしいものです。この冬も何人かが来てくれました。

ひとりはY君。既卒生で入会し、現在は筑波大学で勉強をしています。髪型も変わり、すっかり大人の雰囲気になった彼に最初は誰か分かりませんでしたが、声を聞いたら「Y君だ!」となりました。大学で学んでいること、これからの希望などを教えてくれました。

もうひとりはOさん。彼は元講師で、現在の大学1年生が中学生の時に数学と理科を教えていました。今は県内の千葉県の拠点病院で医師として働いています。思い出話だけでなく、医師としての仕事の重みや辛さを話してくれました。たまたま話しに来ていた高校1年生の生徒にとってもいい刺激になったかな。大学1年生のチューターに「Oさんが来たよ」といったら、「え!ホントに⁉ 会いたかったのに。。。」と口をそろえていたのは、彼の人柄でしょうね。

いろいろな塾があるでしょうが、「近くに来たので」と顔を出してくれる雰囲気がSアカデミーの良さだと思っていますし、これからもそういう塾であり続けます。

写真はY君とOさんと。顔出しOKはいただいています。Oさんとの写真はいちばんの苦手の「自撮り」なので、顔が引きつっています(苦笑)

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