2026.02.21
「記憶の仕方」ではなく、英単語の“覚え方”についてお話しします。
英語が伸び悩む生徒を見ていると、多くの場合、単語の覚え方に問題があります。単語帳を何周もしているのに、長文になると読めない。テストが終わるとすぐ忘れてしまう。こうしたケースは少なくありません。
人間が言葉を理解する過程には、大きく3段階があります。
1.画像的認知(画像として捉える) dog
2.音声的認知(音声として捉える) 【ドーグ】
3.意味的認知(意味として捉える) 犬
単語帳をただ眺めている状態は、実は①の「画像的認知」の段階にとどまりやすいのです。これは、ヒエログリフを“絵”として眺めているのに近い状態です。
しかし、言語は本来「音」から始まるものです。文字を見て、声に出し、意味を口にする。この流れを通して初めて、②と③がつながり、記憶が定着していきます。
単語テストのために一時的に覚えても、音と意味が結びついていなければ、長文読解やリスニングでは使えません。「覚えたはずなのに読めない」という現象は、ここに原因があります。
ご家庭でできることは難しくありません。
・単語を声に出して読ませる
・意味も口に出して言わせる
・できれば短い例文で使わせる
この“音を通す”作業をするだけで、定着率は大きく変わります。
英語は暗記科目ではありません。正しい回路で覚えた単語だけが、読解力や得点力につながります。単語は「見て覚える」のではなく、「音と意味を結びつけて覚える」ようにしましょう。
もう少し細かく知りたい人は、当塾までお越しください。