Chief blog塾長ブログ

2021.12.27

正月の課題図書

久しぶりに『ゲド戦記』を読みたくなりました。初めてこの本を知ったのは『ファンタジーを読む』(河合隼雄著、岩波現代文庫)だったが、そのときに自宅に『ゲド戦記』があり驚いたことを覚えています。

『ゲド戦記』というと、ジブリアニメがイメージされることが多いですが、これは「影との戦い」というタイトル(第1部に相当)のことです。(アニメ版は宮崎吾朗監督に解釈であり、原作とはかけ離れています。)昔はこの「影との戦い」に興味をひかれましたが、この頃は「こわれた腕環」。年齢とともに、興味が移っていくのですね。

年内の自習室利用は、自習室は12月31日(金)まで開き、年明けは1月1日(土)から始まります。授業自体は12月31日(金)~1月2日(日)の3日間はありませんので、この3日間にゲド戦記をもう一度、読み直します。年を重ねることはすてきなことで、以前に読み取れなかった意味がわかってきます。そのうれしさを期待しつつ、年末年始は本を読んでみます。