Chief blog塾長ブログ

2019.11.13

共感できる力

ずーっと前から書いているし、ずーっと前から考えていることだけど、久しぶりにまたぼーっと考えることがある。

  • 授業がわかりやすい先生の授業を台本にして、同じような間で、同じイントネーションを「AI先生」が授業をしたら同じような授業ができるのか。
  • 面談時に、聞き上手の先生と同じような間でうなずき、相づちを打ったら、相手は同じように話をするのか。

私は「違う」と思います。同じようにいわれたからといって、同じように理解するわけでもないし、相手に心を開くわけでもありません。これはどんな人間関係でも同じです。

もちろん、「そんなことない」という人と「正しさ合戦」をするわけでもありません。そう思う人は、そう思えばいいし、そのような行動をすればいい。ただ、人間関係はもっと「泥臭い」と私は思うだけです。相手の「暖かさ」は大切です。

その「暖かさ」とは、生徒に対する「共感」ができることです。「共感」できるから、相手を励ますことができるし、辛くなったときに勇気づけることができる。「共感」できない人は、相手の調子がいいときだけ教えることができる。

「共感」できる力を持っている20代はすごいなぁと心から尊敬します。