Chief blog塾長ブログ

2020.04.27

塾や予備校は、学校の授業があるから成り立っている

どれだけ塾や予備校の講師が実感として理解しているか分かりませんが、生徒の学力の根底は学校の授業です。それは教科書の素晴らしさや先生方の授業の工夫、教室という場の中での人間関係(生徒の成長)、学習の習慣化などもろもろあります。

教員時代はそれを感じていたのですが、この頃、少しその記憶が薄れていたようです。

今年は中学校1年生の英語を担当していますが、週1回だけだとどうしても教えきれません。1週間後には、忘れていることも少なくないのです。だから復習に時間をかけてしまい、新しい分野に進めません。

そこで、本日から中学校1年生の授業時間を3日間に分け、50分授業を週3回にします。久しぶりの50分授業は楽しみですね。

私が教えるので、場合によっては週4回や5回でもいいかな。そうすれば、「学習習慣」「学力向上」には寄与できそうです。

中学1年生に英語を教える怖さをいつも感じていますが、畏友のOさんのご協力やアドバイスもあり、滑り出しはそれなりに進んでいます。

残念ですが、塾や予備校では学校の機能を完全にはサポートできません。せいぜい、一部の授業だけです。(これも、講師の資質に寄るところが大きい) 私たちは、私たちを信頼し、通ってくれている生徒さんや保護者の方の信頼に応えるためにも、全力を尽くしていきます。