Chief blog塾長ブログ

2020.07.30

千葉県公立高校入試の裏側3(記述問題の採点基準)

国語の作文や数学の証明問題、英作文など記述問題の採点基準はブラックボックスのように思われるかもしれません。確かに、自己採点と開示請求した点数が異なると、「???」となり、「やっぱり記述だよ」と思うこともありますよね。その気持ち、とてもよく分かります。

しかし、採点基準はとても明確です。

各学校でこの基準は異なるものの、明確に基準は決められます。だから、不公平は100%ありません。

ただ、その学校の独自の採点基準でいいので、とても甘く採点することもあれば、かなり厳格に採点する学校もあります。前者は入りやすい高校、後者は難関校に多いかな。英作文でも、かなり細かく採点基準を作る学校も経験しましたし、満点か0点かという学校もありました。

いちばん採点基準が曖昧なのは、面接ですね。昔は、ほとんどの学校でABCという評価で、参考にするだけだったのですが、今は全て点数化されています。この基準は明確なものを作ること自体が不可能です。

その面接の練習はどうすればいいのか、どうすれば高い評価を取ることができるか、ということは塾生のみに教えます。