Chief blog塾長ブログ

2021.05.03

GMARCH以上合格率118%--学習期間や学力の伸び(2)--

昨年度、Sアカデミーの合格実績は次の通りです。なお、12月まで続けていた生徒は22名。

<国立>

  • 筑波大学  1名   千葉大学 1名   東京海洋大学 1名

<私立>

  • 早稲田大学 6名   上智大学 3名   東京理科大学 1名
  • 明治大学 3名   立教大学 4名   中央大学 4名   学習院大学 1名
  • 武蔵大学 4名   獨協大学 2名   成蹊大学 1名   國學院大學 2名   駒沢大学 2名   専修大学 1名   東京女子大学 1名   東京農業大学 1名   東洋大学 9名   日本女子大学 2名   日本大学 1名   学習院女子大学  1名 他多数

このため、GMARCH以上合格率118%です。分母が小さいので、『合格者の人数』を見ると少ないですが、現役合格率は95%です。

受験の90%は生徒が勉強した結果です。そして、9%が授業、1%が生徒のサポートでしょう。授業は学ぶべき方向性を示すのでとても大切ですが、その方向性を生徒が信じて自分で勉強することがいちばん大切です。生徒が講師を信じられる人間関係の構築は大切だし、講師は信じられているという重みを受け止め、その信頼を裏切らない授業が大切だと私は信じて疑いません。(ちなみに、個人塾ではこういう教育哲学がカラーを生み出すのでしょうね)

話がそれてしまいました。

私立文系に比べると、国立理系は合格することが大変です。特に、高校から入学した学校では、数学Ⅲや物理、化学が最後まで終わらないこともあります。たとえ終わったとしても、演習を十分に行える時間的余裕がなかなか取れない。私立文系は、2年後期から受験勉強に入っても間に合うケースが多いですが、国立理系だと志望校には間に合わないケースも少なくないでしょう。3年次は理系教科に時間を掛けなければいけないから、英語は1・2年でしっかりと勉強する必要があります。そして、古典は自分で勉強しつつ、共通テストでは90%以上を目指す。

私立文系に比べると、理系は受験勉強の期間が長く必要です。