Chief blog塾長ブログ

2021.04.27

学習期間や学力の伸びなど(1)

講師との雑談の中で話題になったこと。

どのくらいの学習期間で、どういった大学に合格にできる可能性が出てくるのか

当然ながらいろいろなファクターが絡んでくるので、「1年の学習期間で○○大学に合格できる(可能性が高くなる)」ということはできません。参考までに、弊塾での実績を見ると、昨年度の早稲田大学に合格した塾生のデータ次の通り。

  • 早稲田大学 2年間×3名、1年9ヶ月間×1名、1年間×2名
  • 上智大学 2年間×1名、1年間×2名
  • 東京理科大学 2年間×1名

3月に卒塾した生徒の代は、高校1年次の講座がなかった世代なので、最大で2年間です。ほぼ全員が、秋の段階ではDE判定でしたので、いわゆる「逆転合格」になるのでしょう。ちなみに、これらの大学への合格率は50%を超えています。

一方、GMARCHは、少し状況が異なります。全員が1~2年間の在籍ですが、英検準1級が立教大学では大きな「武器」だったようです。なお、GMARCHへの合格率は約60%です。

  • 立教大学 5名(全員が英検準1級。CD判定から合格)
  • 明治大学 3名(実力通り。B~D判定から合格)
  • 中央大学 4名(上位大学を受験した生徒が合格している。共通テスト利用で合格。B~D判定)

データだけ見ると、在籍が1年間でも早稲田に合格しています。秋にDE判定だったとしても、志望校に合格しています。中には、高3の4月に英検準2級の英文に苦労していた生徒が早稲田に合格したケースさえあります。

ただ、逆は真ならずです。在籍1年間・秋DE判定・高3春に英検準2級でも、早稲田やGMARCHに合格できるかといえば、それほど簡単ではないでしょう。合格した生徒の特徴を次回に書いていきます。