Chief blog塾長ブログ

2021.09.28

年齢を重ねてから、生徒対応に変化あり

学生時代の友人の近況をFBで知ると、みんな年を重ねたなぁと思う。おそらく私もそう思われているのでしょう、当然だろうけど。同級生が52歳になる学年ということは、私も52歳になったということだ。

年齢を重ねると、ほとんどのことを受け入れられるようになる。若いときには、とんがった正義感というか、自分勝手な哲学というか、受け入れるためにガマンすることが多かったけど、50近くなってから多くのことを受け入れられるようになるし、赦せるようになる。「私憤」についてのことです、念のため。

時系列で考えてみると、

  1. 正義感時代(20代まで) 自分勝手な正義感で世の中を考える。
  2. ガマン時代(30代) 自分勝手な正義感で考えるものの、ガマンするようになる。ストレス多し。
  3. 「イタさ」を感じる時代(40代) 同世代の人で、私憤を正義感として考える人にイタさを感じる。
  4. 全受入時代(50代) イタさを感じていた人にも、そこには訳があるのだろうと思えるようになる。

とわけられそう。

教諭から塾長と立場は変わったものの、生徒への対応も変わってきた。

  1. がむしゃら時代(20代) 知らないことが多いが、パワーで押し切る。保護者は親世代。
  2. うぬぼれ時代(30代) 自分がなんとかしなければ、自分ならなんとかできると思う。精神的黒歴史時代(苦笑)
  3. 結果受入時代(40代) 生徒の進路結果などは受け入れられるようになる時代。結果を出そうとするが、受け入れる。
  4. サポート時代(50代) 引っ張るのではなく、サポートが本分だと考え、進路結果については受け入れるようになる。

徐々に達観するようになった世代として、塾生に求めていることは「最後までやり抜く」こと。人生では、やり抜いたことは後悔しない。失敗したとしても、糧にもなるし思い出にもなる。しかし、やり抜かないと後悔する。たとえ成功したとしても後悔する。自分自身にはウソがつけないし、自分にウソをつかざるを得ないことをがいちばん辛い

だから、塾生が「最後までやり抜く」ことができるような環境を整備したり、メンタルを保てるようなサポートをしたり、というのがSアカデミーの基本的な立ち位置です。