Chief blog塾長ブログ

2022.01.19

結婚式に同窓会に

年末には成田国際高校時代の男子ソフトボールの同窓会。顧問といっても、一緒にソフトボールをした年の離れた友人のような雰囲気の彼らも今年で28歳にります。私の退職のとき以来に会うので数年ぶりかな。男子は就職すると大人になるといいますが、本当にみんな大人になっていて、中には弊社がお世話になっている銀行マンも。その銀行に就職した彼のリクルーターが、そのときに弊社の担当氏でした。人の縁とは不思議なものですね。今年は彼らの結婚式ラッシュになりそうです。

年明けにはその代の卒業生の結婚式に。彼のことは1・3年次の担任をしていました。こちらは卒業式以来に会うメンバーもチラホラいて、ミニ同窓会の中でみんな大人になっているだけでなく、彼のご家族からも「先生、ぜんぜん変わっていませんね」とご挨拶を受けて、恐縮しきり。はい、あの頃よりも若くなったといわれるんですよ。
おめでたい時間なのですが、いつものように花嫁の父に感情移入をして結婚式は号泣(苦笑) 最後は花嫁のお父様と強く握手をして帰ってきました。

教師をしていて良かったことは、こういう瞬間です。みんな一生懸命に生きていて、気持ち・記憶のつながりが人生を豊かにしてくれるんですよね。

数年前よりも仕事量が増えて、勤務が大変になっている学校の先生ですが、SNSで実名で発信することは控える傾向があります。ただ私の経験では、「目立たない人ほどいい仕事をしている」ものです。これはどの世界でもそうです。会社の経営者として私はそう思います。自己顕示欲が強いものはたいした仕事をしないことが多い。

教科教育に関しても同じこと。塾や予備校だけ授業を受けても大して力量なんてつかないと私は思っています。学校の授業で内職をするほどのワークシートを与えるところもありますが、そんなところは例外です。100万人を超える高校生全体を考えたときに、塾や予備校の授業よりも、学校の授業の方がよっぽど大切です。効率も間違いなくいい。自分の範囲内で見聞きすることで、なにかひとつ悪いことがあると、鬼の首を取ったかのようにいう塾や予備校の講師は滅びればいいんですよ。昨年度のコロナ禍の緊急事態宣言下で、ギリギリまで生徒募集をしていて、突然に校舎閉鎖→授業料返金せずだった大手予備校は恥を知りなさいよ。学校の先生方の中には自分たちで工夫して、授業をYouTubeで流したり、すべて自腹で行っている先生も少なくなかった。

あまり毒を吐かないようにはしていますが、学校を批判しても何も生み出さない。それより、学校の持つ仕事をどんどん軽量化するようにできないものですかね。

最後に結婚式の写真。こういう式に呼んでくれる卒業生との出会いに感謝しています。