Chief blog塾長ブログ

2021.04.16

対面授業vsオンライン授業

Sアカデミーは小規模です。生徒数も100名にも届きませんし、クラスサイズも平均すると高校生で10名程度。既卒に関しては、1名で開講しているクラスも2講座あります。

中学生は私が受け持っているので生徒理解はできていますが、高校生は受け持っていません。だから、講師に必ず聞きます。

  • 授業で気になる生徒はいますか?

そうすると、「○○君がちょっと遅れ気味ですね」「△△さんが集中し切れていませんでした」など、悪いニュースがあると報告をしてもらえます。(悪い報告の方が必要なんですよね) そして、すぐに面談をするか、何かのきっかけ(を作り)で話しかけるか、様子を見るかを判断します。この判断は私の個性であり、Sアカデミーの雰囲気の土台となるところです。

生徒の学力を講師が把握し、教室長(塾長)が(何らかの方法で確かめた上で)対応し、情報を共有する。これが「生徒の共通理解」です。人間の成長には、このような対応が必要であり、それを求める高校生に必要とされるSアカデミーでありたいと思っています。

 

とても学校的で、講師が担任であり、教室長は学年主任みたいな感じかな(笑) この雰囲気に合う生徒はSアカデミーに入り、対面授業を希望していきます。こういう「生徒理解」がなければ、オンライン授業と大差はないかなと私は思ってしまいます。

 

ロックダウンに備え、オンライン授業の準備はしています。対面授業もすべてビデオに撮り、生徒は復習として見られるようにしています。ただ、対面授業にこだわりたいのは以上のような理由であり、これがSアカデミーの個性のひとつです。