Chief blog塾長ブログ

2021.05.12

学力の伸ばし方(2)-同じ問題集を繰り返すとは?-

数学の問題集は次のように活用します。

問題を解いた後に次の4つのマークをつけます。

  • ◎ 見た瞬間に解ける。いわゆる「瞬殺」
  • ○ 考えて、正解にたどり着いた
  • △ 解けなかったが、解説を読んで理解できた
  • × 解けなかったし、解説を読んでも理解できなかった

大切なのは△と×。

  • △ 解答を、意味を考えながら写していく。写し終えたら、何も見ずにその問題を解く
  • × 先生に質問をする。納得したら、何も見ずにその問題を解く。

解答を見て納得したり、先生に教えてもらったりしても、それは「生わかり」の状態です。それを「分かる」ようにするためには、「何も見ずにその問題を解く」ことが大切なことになります。

問題集の2周目では、「◎」は飛ばします。このときに○→◎、△→○、×→△になれば理想的ですよね。2周目でも、△や×の問題は同じよう、何も見ずにその問題を解きます。3周目でも、◎はスキップし、同じように取り組みます。

3周を終えたときに、△や×の問題がその生徒の弱点です。だから同じタイプの問題を繰り返し、自分の「弱点」の穴埋めをしましょう。