Chief blog塾長ブログ

2022.07.19

勉強の仕方教えます

Sアカデミーでは今年の中学3年生から、難関私立高校に対応するクラスを作りましたが、その英語と数学の「指導方法」で感じたことです。

数学は難しい問題を解けばいいというものではない。参考書の例題を反射神経的に解けるようにしていくことが大切です。こんな話を数学の講師としていると、例外なく「わたしもそうやって勉強してきました」と話しています。中には「こんな簡単な例題を?」と思うものもあるかもしれませんが、それも必要。「見た瞬間に解き方が分かる」というまで勉強すると、自分の得意不得意のジャンルが見えてきます。その不得意な部分をしっかりとカバーしていきましょう。数学の試験で「ムラがある」人は、これで自分の苦手分野が浮かび上がってきます。

英語は単語。そして名詞句の理解。からの、サイトラ。最後に音読。これが長文攻略のトレーニングに必要です。中学生が学ぶ文法の多くは名詞句作りですから、名詞句を意識して学習を重ねた方が、文法を整理できます。「すべての文法は長文読解に通じる」と意識して文法を勉強すると、「文法の幹」ができあがります。この幹があると、正誤問題に出題される「枝葉」もすっと分かるようになってきます。暗唱は目的ではなく、結果です。自然と暗唱できるようになるまで、目の前の子どもに伝える気持ちで音読することが大切。サイトラ→音読のトレーニングや、英検の問題集を使ったトレーニングで長文速読ができるようになります。

「勉強の仕方が分からない」と入力し変換すると、「勉強はしたくない」か「いくら勉強しても暗闇の中にいる」と出てきます。後者の人がすべきことは、「基礎」といわれることが多いでしょう。その「基礎」とは、「数学は例題」、「英語は単語からの音読」です。