Chief blog塾長ブログ

2022.09.17

講師の松尾先生が紹介されました(PRESIDENT Online)

こちらは、松尾先生がメインで紹介されているわけではありません。松尾先生と同じく、千葉大工学部の飛び級入学第一号の佐藤和俊さんがメインで紹介されています。松尾先生は最後に現況が書かれているだけです。

松尾先生によると「飛び級入学」をしたからといって、研究者の道を全員が目指すわけではありません。もちろんその道を選ぶ人も少なからずいるようですが、今回の記事の佐藤さんのようにトレーラーのドライバーになったり、松尾先生のように生活に困っている人をサポートする仕事(市からの委託なので、安全なところです)を選んだりする人もいます。

松尾先生は、「誰しもが公平に、安全に生きていける社会を目指したい」と大学時代に考えるようになり、宇宙物理学(ブラックホール研究)から社会科学へと学問を変えます。そして、プラグラマーや社会活動を経て、現在の仕事(市から委託された「生活支援センター」(市町村によって名称が変わります)で働いています。ちなみに昨年度には「社会福祉士」の試験にも合格したほどの努力家です。

「自分の人生は自分で決めて、責任を持って歩んでいく」というポリシーが当塾にあります。自分の行動が、反社会的であったり、他者の尊厳を傷つけるものでない限り、全て許されるものです。「子どもがいうことを聞かない」ということはよく聞きますが、保護者の方もおそらく自分の親のいうことを聞かなかったでしょうし、「親が望む人生」を歩んではいないでしょう。(亡父は高校教師を辞めた私をみたら、どう思うか;苦笑)
子どもたちにも「自由な生き方=自分で選んだ生き方=自らが責任を持つ生き方」を認めるべきだし、子どもも自分の人生に真剣に向き合うべきだと当塾は考えています。

このポリシーと松尾先生の生き方はシンクロするので、当塾では高校生の数学ⅠAを担当しています。

最後に彼のすごいところは、同じ数学講師の七海先生の授業を見て、「この先生の方が私よりもずっと優秀ですよ」と言い切り、数学ⅡBやⅢの授業を委ねられたところかな。これ、なかなか難しいですよね、同教科の先生が「自分よりすごい!」と自然体でいえるのは。

そんな松尾先生の授業は、土曜日20:00~21:30にあります。現在、7名の生徒がⅠAを学んでいますが、あと3~4人は余裕があります。興味がある方はお気軽にご連絡ください。(043(306)9241 Sアカデミー)